ローマングラスをいろいろ買い付けてきました。
ネットラジオからアフガニスタンの放送が流れる中でローマングラスをいろいろ見せてもらいました。
現在、きらら舎で仕入れることができるものは、硝子の破片ですが、小壜や皿などの形を残しているものもあって、びん博士のボトルシアターガーデンに眠るペニシリンの小壜が虹を纏ったようなものもあり、価格を聞くと卸し値で7万円……。
ははは~~と笑っていたら、1万ちょっとのものを見せてくれましたが、全く質が違います。
「お金を貯めて、こっち(7万のほう)を買いたいと思います」というと、微妙に微笑まれました。
今夜は少しだけハイランクなものをアップしてみます。
大きめな破片です。
薄いミントグリーンで透明感のある硝子です。
白い背景だとちょっとシーグラスな感じ。
でも……
角度を変えるとこんな感じ。
まるで玉虫の翅のよう。
刷毛でこすったような線に沿って、色とりどりの光が踊ります。
写真では捉えきれないパティナの神秘です。
2つ目は厚みのある欠片。
硝子自体はとっても透明でこちら側のパティナの隙間から向こうの面のパティナが見えるという状態。
白い紙の上ではおとなしめな色合いですが……
角度を変えるとこんなにギラリと輝きます。
気泡も素敵。
パティナが輝いている角度では確認できないのですが、それが消える角度になると、今度は2000年前の空気の粒が銀色に輝きだします。
つづく