ロシアの飛行船切手 | 天氣後報

天氣後報

東京の隅っこにある小さなカフェ周辺の人・事・モノ

ルーチカカフェ#08 『ルーチカ郵便舎』で販売予定の黒カード入り飛行船切手です。



天氣後報-きらら舎切手

孔版印刷の黒いカードに、切手保護シートに入れた切手をはさみました。

カードの表紙は無地なのでパンチで穴を開けたり、スタンプを捺したりして仕上げてください。



天氣後報-きらら舎切手


★左上/Norge 1923年

Norge(ノルゲ)とはノルウェーのこと。

起工は1923年。ノルゲ号としての初飛行は1926年。

全長106m、銅周り26m、マイバッハ発動機 3基を搭載し、最高時速は115km/時。

ロシアの切手ですが、イタリアのシュッテランツ社製の半硬式飛行船です。購入したのはノルウェーのノルウェー航空クラブで、世界で始めて北極点上を飛んだことで有名です。


★上真ん中/Graf Zeppelin 1928年

世界一周飛行を実現し、飛行船といえば「ツェッペリン」といわれるほど有名です。中でも、LZ127とLZ130は「グラーフツェッペリン(ツェッペリン伯爵号)」という愛称を冠されました。爆発炎上事故で知られるヒンデンブルグ号はLZ129ですがLZ130と同じ型でした。


★右上/Victory 1944年


★左下/Albatross 1910年


★右下/GA42 1987年


それぞれの切手は背景色も美しく、控えめに描き込まれた景色をよく見ると他の飛行機が飛んでいたり、お城があったり、船が航行していたり……、眺めていて楽しいシリーズです。