木枯らしのエチュード依頼品 No.3 | 天氣後報

天氣後報

東京の隅っこにある小さなカフェ周辺の人・事・モノ

受注制作では、8割の方が「青系」を希望されるのですが、赤系で大正浪漫風というご依頼だったので、記録を残しておきました。

鮮やかな真っ赤な色はチェコ産のパイロープ(苦礬柘榴石)です。これを引き立てる赤み(薄い桃色)はマンガン白雲母。

きらきらな透明はハーキマーダイア。


これだけだと、どうもレトロな感じがでませんでした。

そこで黄水晶を入れてみたのですが、パイロープの鮮やかさが勝ってしまいます。

そこでカーネリアンを入れてみました。

鮮やかな橙色から朱色のグラデーションのある欠片と蜜柑色の小さな粒を入れたところ、こんな感じに仕上がりました。



天氣後報-木枯らしのエチュード 大正浪漫