受注制作では、8割の方が「青系」を希望されるのですが、赤系で大正浪漫風というご依頼だったので、記録を残しておきました。
鮮やかな真っ赤な色はチェコ産のパイロープ(苦礬柘榴石)です。これを引き立てる赤み(薄い桃色)はマンガン白雲母。
きらきらな透明はハーキマーダイア。
これだけだと、どうもレトロな感じがでませんでした。
そこで黄水晶を入れてみたのですが、パイロープの鮮やかさが勝ってしまいます。
そこでカーネリアンを入れてみました。
鮮やかな橙色から朱色のグラデーションのある欠片と蜜柑色の小さな粒を入れたところ、こんな感じに仕上がりました。