カフェ の中に常設の展示販売コーナーを作ろうという話は結局【ルーチカアルコーヴォ】を作ることになりました。毎月のテーマカフェに合わせて、時代や国籍不明の「誰かの部屋」を再現していきます。4月はルーチカ カフェ『技術準備室』に合わせて、ステルクララギムナジオの技術科先生の部屋。真空管やエアヴァリコン、インシュレーターや鉱石ラジオなどが散乱する予定です。
5月はきららマーケットに合わせて、鉱石好き少年の部屋(第壱標本室)。6月は活版印刷部部室(活版印刷室)……など。ここにあるものは裏に価格がついていれば購入可能です。
そんなわけで、このアルコーヴォを演出するために古いモノもいろいろ揃えています。アルコーヴォで使用する古いモノたちはきらら舎 の【時の標本室】にも同時にアップしていこうと思います。
【時の標本室】にはびん博士コレクションの壜などもアップしていこうと思って(きらら箱のボトルシアターボックスにも同時にあげていきます)、朝陽で撮影をしました。古い硝子壜は朝の光の中でも、まるで午后に陽が翳り始めた時刻の雰囲気になります。
このニッキ水の壜は昭和初期のもの。壜の中の空気はきっとずっと抜けずに70年もここにあるのかもしれません。