鉱石については、和名が好きですが、これは乳石英というよりミルキークォーツって言うほうがかわいらしいのでそう呼んでいます。
多分「ミルキー」という言葉に対する単なる郷愁。
一つは、噛むと歯の治療で詰めていた金属が取れてしまう、お菓子の「あれ」です。
もう一つはかれこれ30年前。夏期講習の帰りに、こっそり子供同士で寄った可愛いカフェがMilkyWayという名前でした。その時のわくわくしたイメージがミルキーという響きに、記憶の中でリンクしているようです。
今もあのカフェはあるのでしょうか。
まあ、あったとしても逆の意味で入るのには勇気が必要そうです。
このミルキークォーツは、「スターライトが見られる」と、仕入れに行った時に業者の方が言っていたもの。
見てみたかったので少しだけ仕入れてみたのですが、「スターライト」は、あまりわかりませんでした。
太陽や部屋全体を照らす灯りより、スポット的なもので見てごらん、、、、というので、やってみたけれど、灯りが映りこんで、それが綺麗っていう感じ。見方があるのかもしれないのでもう一度チャレンジしてみますが。
ただ、透明な水晶球もいいけれど、こうして朝靄に煙っている水晶球も、神秘さがあります。
靄がスクリーンの役割をして何かを映し出すように、見つめていると、案外未来が見えるかも、なんて気になる小さな水晶球です。