青い卵 | 天氣後報

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東京の隅っこにある小さなカフェ周辺の人・事・モノ

硬石膏卵 幼い頃、青は「男の子の色」でした。
でも、すぐ下に弟がいたため、幼稚園、小学校で着せられていた服はすべて青系統。フリルやレースの着いたブラウスや「夢見るピンク」のひらひらスカートに憧れていたものです。
ただ、小学校高学年にもなるとだんだん、「お姫さま」スタイルも「ピンク」もは自分に似合わないことを自覚してきました。その頃から開き直り「男の色ばかり着てるなあ~~~!」とからかわれると、「青が好きなんだよ!」と言うようになりました。

今ではすっかり「本当に」青が好きです。
特に夜と昼の隙間の時間の「青」。
モノの色としては目の醒めるような鮮やかなブルー。
そして、絵の具だと、極めて薄い冷たいブルー。いわゆるエンジェルブルーとよばれる色です。

鉱石も自然に青いものが多く集まってしまいます。
この硬石膏(エンジェライト)もその一つ。

しかも、完璧な卵型です(卵型にもいろいろあって、多分、人それぞれ微妙に「完璧な卵型」は違うのだと思います)。
売り物なので、いつかは手放さなくてはならないため、こっそり写真におさめました。