
当日は、いつ雨が降り出してもおかしくない曇天。しかも、気温も高いという外出には不向きな日でした。それでも定員30名(実際には20名くらいじゃないかと思う)という店内にスタッフを含めれば50名近くも入り、音と風が演奏の邪魔になるため空調も切った状態でのライブとなりました。
受付をしていたので、ステージはあまり見えない位置に居て、目に入るものは昭和30年代の匂いがする「喫茶店」の風景と、映像を投影している白い壁の背後にちらりと見える壁一面の棚。そしてその棚の全てに真空管アンプが収められていました。
阿佐ヶ谷の駅から、このヴィオロンまでの道も、ノスタルジックなスターロードという商店街。
ライブ受付という仕事がなければ、確実に途中の飲み屋にひっかかっていたことでしょう。