羽ペン | 天氣後報

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羽ペン


4月29日・30日のルーチカ イベントに向けて、いろいろ制作をしています。写真は羽ペン。結構、ちゃんと字も書けます。某魔法学校物語に登場しそうなペンを作るには、このくらい大きなものが見栄えがいいのですが、実用的ではありません。 細かい文字を書くには、もう少し小さい羽のほうがいいようです。

一般的に販売されている羽ペンはペンに羽の装飾をつけたもの(羽の先に別のペン先をつけたもの)ですが、今、作っているのは「本当の羽ペン」です。


羽は1つ1つ形が違います。実際に文字を書くつもりで持ってみて、一番しっくりする角度を決めて、ペン先を作ります。今までの試作時にはなかなかうまくいかなかったペン先の装飾加工(だた「書ける」だけではなく、見た目もそれなりにかっちょよくする削り)ができるようになったのは、まったくひょんなことがきっかけです。 前述のルーチカ イベントの什器として「古い歯医者さんの道具箱」を購入(落札)しました。飴色の木製の箱で、小さな抽斗がいくつもあるもの。この中に、治療器具がびっしり入っていたのです。繊細な形の刃先はミニチュアの加工に最適でした。 イベントまであと半月。当日、羽ペン屋さんコーナーを実現すべく、早速いろいろな羽を仕入れて俄か羽ペン職人と化す予定です。