あまり気持ちの良くない話ですが…

最近、我が家には大きな「G」が頻繁に出没するのです。


あの、黒光りしてカサカサ走り回る不快な虫…

「チャバネ」じゃなく、大きくて飛ぶこともあるという「クロ」の方。


それが、台所のシンク下の扉を開けたら、すごい勢いで走り出してきたのです!ヽ⁠(⁠(⁠◎⁠д⁠◎⁠)⁠)⁠ゝ


あたかも、ゲートが上がると同時に勢いよく走り出す競馬場の競走馬のように…


多分、ヤツもいきなり扉が開いて驚いたんでしょうね…

しかし、開いた扉に沿ってまっすぐ走り出ててくるから愚かですよね。


走り出てきた先には当然私がいますから、私も驚いて「うわっ!」と声を上げるわけです。

そうすると、「どうした?」などと言って夫がやってくるのですが…


夫のことを公の場で悪く言いたくはないのですが、少々おっとりしておりまして…

何と言うか、とっさの判断が苦手というか…ゴニョゴニョ…


私一人だったら、間違いなく、素早く新聞紙を持ってきて一撃で仕留めるのですが、夫はそうすることに抵抗があるのか、薬品をかけたり洗剤をかけたりして殺そうとするのですよね…


 

 

奴らにしてみたら、洗剤や薬品でじわじわ殺されるより、新聞紙で即死にされた方が苦しまずに済むんじゃないかと思うのですがね…

だからと言って、楽に死なせてやりたいというような仏心があるわけではないのですが(^^ゞ


最近、これが3度も続いたのです。


デジャヴかな?と思うくらい同じ状況で!


「仏の顔も三度まで」とはよく言ったものですね…

3度も同じことが続くと、「いい加減何度かしないと…」と思うのです。

2度までは「たまたま重なったのかも」と思えるけれど、3度となると「いや、絶対なんかあるっしょ!」と、人間思うものなんですね。


「絶対なんかあるっしょ!」と思い、勇気を出してシンク下を見てみると…


まるでGに「どうぞお好きなだけ我が家にお入りください」と言っているかのような穴が3つも開いているではないですか!

いや、絶対にここから入ってるでしょ!


これまでも何度かGを見かけたことはありました。

でも、それは大体チャバネの方で、こんなに大きなGはほとんど見なかったのです。

しかも、こんな頻繁に見ることはありませんでした。


きっと、経年劣化で外壁などに隙間ができてきたのでしょう。

そして、雨が降ったりすると、そこから慌てて家の中に入り込んでくるのに違いありません!


とにかく、この穴を塞がなくては…

でも、何を使って?


この日は仕方がないので、ベタベタにガムテープを貼り付けて塞ぎました。

あくまでも応急処置です。


さて、その翌日。


朝、学校に行く準備をしていた次女に「お母さん、ちょっと…」と呼ばれて洗面所に行くと、洗面台の上に大きなGが!


しかし、そいつは既に絶命していました。


次女が言うには、くるくるドライヤーのブラシ部分を外した時に出てきた、とのこと。

3日くらい前にも外して使ったと言っていたので、その後に入り込んだのだと思われます…


…つまり、Gはおそらく2、3日前にドライヤーの熱で絶命したのでしょう。

…って、昨日私それ使ったんですけど!

つ、つまり、Gを通した熱でスタイリングしたということか?


混乱しながらも冷静に、私はGの亡骸をドライヤーの先でつついてゴミ箱に入れました。


次女はGがブラシからするりと出てきた時、状況が理解できず声が出なかったそうです。

「ドッキリってこんな感じなのかな?」と言っていました…


こんなにGがはびこっているなんておかしい!

これまでにはなかった異常事態です。


今夏、Gが大発生しているのか?

それとも我が家だけなのか?


いずれにしても、何とかしなくてはいけません。


私は、「配水管周りの穴を粘土で塞いではどうだろう」と考えました。

調べてみると、結構同じことを考えて実行している方がたくさんいました。


皆さん、「のび~る粘土」という軽量樹脂粘土を使っているようです…


 

よし、早速買ってくるぞ!


次回に続きます。