大学合格お祝いディズニー旅行2日目。


今日は夜までディズニーシーで遊びます。 


平日だけど、きっと混んでるんだよね…と思いながらホテルで朝食を食べ、8時のバスで出発。


既にバスがぎゅうぎゅう…


そして、シーの前には早くも長蛇の列が!


列を尻目にコインロッカーで荷物を預け、急いで列に並びました。


こちらは、高校生が多い印象…

いわゆる「制服ディズニー」ってやつですね。


並んでいる間にもどんどん列が伸びていきます…


ようやく入場し、真っ先に向かったのは「タワー・オブ・テラー」。

実は私、乗ったことがなかったのです…



というか、フリーフォール系が苦手なので、「乗れない」と思っていました。


でも、今日は行けそうな気がする…


前日の、「マシンに身を任せる」を実践すればきっと大丈夫!


何と言うか、人間、だてに年を取っていないのですね。

年を取るにつれて、全ての物事を受け入れられる器の大きさのようなものが出来てきているというか…


そんなことを感じました。


年を取るって、経験したことがないことが少なくなって、年々感動することが減る気がするなあ…つまらないなあ…と思っていたけれど、若い人とは別の角度や尺度で経験することができると考えれば、悪いことではないのかな…と感じられたのです。


とてもマインドフルに物事を体験している自分がいる…


きっと若い頃なら、恐怖や不安から目を逸らそうとして友達と騒ぎ合ったり、怖い場面で目を閉じて身を縮こませたりしていたことでしょう。


でも、今の私なら何が起きても大丈夫!


全ての状況で目を見開いて肩の力を抜いて状況を確認し、五感を使って感覚を味わい、楽しむことができる!


…そう考えるとワクワクしました。



もっとたくさんのことを体験したい!

今の私なら、昔ならば緊張で楽しめなかったあらゆる状況を味わうことができる…


そうこうするうちに、順番が回ってきました。


……………想像通り、とても楽しかった!


ストーリー性や世界観の素晴らしさはもちろんですが、五感を使ってアトラクションを味わい尽くせたと思います。


何度も落ちたり登ったりする感覚に身を委ね、しっかり味わいました。

最後の『大落ち』でもしっかりと目を開け、景色を目に焼き付けました。


「また乗りたい」と心の底から思いました。


さて、それを終えるともう11時頃だったので(!)、アラビアンコーストで次女ご所望のカレーを食べ、私が乗りたかったレイジングスピリッツに乗りました。


これも楽しかった!


しっかりと目を開けて、体の力を抜いて乗ることができたので、コースターが一回転する時、上から落ちてきた水滴が私の右目近くに落ちるのをしっかり目視して感覚を味わうことができ、こんなに冷静にマシンに乗っている自分に驚きを覚えたほどです。


さらに、マーメイドラグーンでアリエルの宝物を見て、長女ご所望の貝の形のアイスモナカを食べて、海底2万マイルへ。

こちらはプライオリティパスを取っていたのでスイスイと。


ここまで終えて、時間は午後3頃。

大分疲れてきました…


次のプライオリティパスのインディー・ジョーンズまで、まだ時間があります。


何に乗る?となった時に、少し前に長女が「『シンドバッドの冒険』に乗ったことがないんだよね」と言っていたのを思い出し、乗ってみることにしました。


理由としては、待ち時間が少ないのと、アトラクションの時間が長く休めるということ。


その時は全く予期していませんでした。


そんな「よこしま」な理由で立ち寄ったアトラクションで、こんなに感銘を受けるなんて!


乗ったことがある方は、「何でシンドバッドで?」と思われるかもしれません。

分かりやすく説明すると、ディズニーシー版『イッツ・ア・スモールワールド』ですよね(説明、乱暴すぎ?)。

船に乗ってシンドバッドの冒険の世界ををゆっくり見ていくという…


何も感じない人には、本当に何も感じられないかもしれません。

「な~んだ、こんなもんか」と思う人もいるかもしれません。


しかし、人生や進路に悩む人にはぜひ乗ってもらいたい!

きっと心に響く言葉に出会えるはず。

きっと「そうだよね!」と、背中を押してもらえる体験ができるはず!


そう思います。


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このアトラクションの後で夕飯を食べたのですが、その時に娘たちに「シンドバッドの言葉が心に染みた。いい言葉だと思った」と言ったら、長女も次女も「私も!」と同意してくれました。


皆進路に迷ったり、考えたりする年頃ですものね。

……アラフィフの私もですけど。


その言葉というのは、

「心のコンパスを信じて進め」

「人生は冒険だ」

というもの。


……「人生は冒険だ」にいついては、少年革命家の某彼が言っていた言葉のように聞こえますが、おそらくこのアトラクションの方が昔からあるので、本家かと…


「心のコンパスを信じて」。

昔なら、「意味が分からない」と言っていたかもしれない。


今ならはっきり分かります。

彼は、「他人の評価や流行りに惑わされず、自分のやりたいことを実現するために、迷わずその方向に進んでいけ」と言いたいんだ、と。


長女は進路に迷いがあります。

…一番したいことは作曲だけど、それで本当にいいのか?

周りの大多数の人たちのように、普通に就職活動をすべきではないのか?…

と。


そんな時にこの言葉を聞いたら、「そうだ!自分を信じよう!」と思うはずですよね。


アラフィフの私もそうです。


これからの人生を考えると守りに入りがちだけど、もっとやりたいことをやっていいじゃないか!

やりたいと思えることをどんどんやっていこう!

人生には可能性しかない!

何もしないのはもったいない!


…そんなふうに思えました。

シンドバッドよ、ありがとう!!


最後に、2時間ほどかけてセンター・オブ・ジ・アースに乗り、楽しかったディズニー旅行は終了しました。


『シンドバッドの冒険』が一番心に刺さるという意外な結末を迎えた今回の旅行でした。(ΦωΦ)


次回は、節約旅行の『経費』をまとめたいと思います。