また一つ、我が家のあるものが壊れました。


毎年、年に1、2回くらい壊れるものなんですけど。


あまり丈夫じゃないというか、癖になっているというか、酷使しているからというか…


今朝までは、いつも通りに動いていたのです。

それが、夫がいつも通りに「行ってきます」と言い外に出た後で、何かうめくような声が聞こえ、そのあと一向に車が出る気配がしないので、「何かおかしいな…」と思ってはいたのです。


何分かたってから、夫が「うう…」と時折声を上げながらゆっくりと家に入ってきました。


さすがに何かあったのかと思い、「どうしたの?」と玄関まで行って声をかけると、「腰が…」と夫は気持ち前かがみの姿勢で壁に手をついて体を支えながら情けない声で言いました。


腰、壊れましたか…


「どうすんの?仕事行けるの?」と聞くと、ギックリ腰に慣れている夫は、「取りあえず午前中は休んで午後から行こうと思う。だめそうなら午後も休む」と言い、ゆっくりと居間に戻って職場に電話し始めました。


私も仕事があるので、職場の先輩になにかお願いしている夫を尻目に家を出たのでした。

仕事をしながら、その後夫がどうなったのか少し気になりましたが、何となく「結局仕事は1日休んだかな」と思っていました。


家に帰ると、案の定、夫は仕事を1日休んでベッドに横になっていたのでした。


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夕飯の準備をしてから皆を呼ぶと、いつものことではありますが、皆なかなか集まりません…

それでも、長女と次女はしばらくたってから階段を降りてダイニングにやってきました。


が。


夫が一向に降りてこない。


…かなり時が過ぎてから、二階で何か重たいものが動く気配がしました。

夫がようやく起き上がったようです。


そこから夫が食事に来るまで何分かかったでしょうか?


ゆっくり、ゆっくりと、足音が階段を降りて来る音が近づいてきました。

「階段降りるのに10分かかったよ…」とぼやく夫。


ゆっくり動く方が大変なんじゃないの?と思うのですが、どうやら腰に少しでも衝撃が加わると辛いようです。


「明日は仕事に行く」と言ってはいますが、こんな調子で行けるのでしょうか?

食事をする間も腰が痛そうで、「早く横にならないと…」などと言っているくらいなのですからねえ…


無理なんじゃないかな…


うん、無理だろうね。