今日はチョコバナナを作るコツについて少し述べたいと思います。
「チョコバナナ作るのにコツなんてある?」と思われる方もいるかもしれませんね。
…それが、あるんですよ、コツが。
まあ、そんなに大したコツではないのですが、作るとなった時に「何だー、最初に知っておきたかった…」と、きっと思うに違いないことなので、参考にしていただけたらと思います。
ここで、チョコバナナの作り方を簡単に書いてみましょう。
大まかな手順と材料は想像できると思います。
材料:バナナ、チョコレート
レシピ:
1.バナナの皮をむき、好みの大きさに切ります。
2.バナナを串に刺します。
3.チョコを小さく砕き、湯煎にかけて溶かします。
4.湯煎で溶かしたチョコをバナナに塗ります。
…ここに何らかのコツが入り込む余地があるのか…?
大有りです!
少しでも見た目の良いチョコバナナを食べたいと思うなら。
もう少し具体的に想像してみましょう。
チョコを塗ったバナナをどうしますか?
困るのは、作った後の置き場です。
お祭りの屋台では出来上がったチョコバナナをディスプレイする置き場がありますが、家にはそんなものはありません。
そこで、我が家では、重くて大きなマグカップを使いました。
ここに、半分に切った3本分のバナナを割り箸に刺した物を6本差しましたがびくともしませんでした。
チョコバナナを刺した割り箸をカップに差し込む際に、手や腕に別のチョコバナナのチョコが付かないように注意しましょう。
バナナを半分にしておくことも、素人には大切なコツです。
大きなバナナは扱いが難しいからです。
串に刺すのも難しいし、あまり頭が重くなるとマグカップで立てられなくなる可能性があります。
さらに、チョコバナナの串についてですが、皆さんはなぜあれが「割り箸」なのか考えたことがありますか?
あるわけ無いですよね…
チョコバナナの串が割り箸であることには、ちゃんと理由があります。
これは、作ってみればすぐに分かります。
チョコバナナの串が割り箸なのは、刺したバナナが回らないようにするためです。
割り箸は断面が四角いので、しっかり刺してあればバナナの中で回ってしまうことはありません。
刺す時にためらいがあると割り箸で刺しても回ってしまうことがあるので、ためらいなく、ゆっくりと確実に刺し込むことが大切です。
なぜバナナの中で串が回ってしまうのがいけないのでしょう?
しっかり串に固定されていないと、バナナにチョコを塗ろうとして串を下向きにした時に、常に重い方が下になるように回転してしまいます。
きれいにチョコを塗るためには、重力に従って流れ落ちてくるチョコを、バナナを回してうまく絡めながらコーティングする必要があるのですが、バナナが回ってしまうとそれが出来ず、きれいにチョコを塗り広げられなくなります。
最悪の場合、バナナが串から抜けてしまいます。
以上の理由から、回転しないようにバナナに割り箸を刺す必要があるのです。
このコツさえ守れば、チョコバナナはだいたいうまく作れると思います。
皆さんも、お時間がある時や地域や職場のお祭りなどで是非チャレンジしてみてくださいね!