最近よく思うことがあります。

それは、「自分らしさってなんだろう」ということです。


二人の娘たちが進路に迷っている時に、「自分らしくいられるように」などとよく言っているのですが、自分らしさの定義って一体何なんでしょう?


私が思うに、見た目の特徴と気質や性格、全体的な雰囲気、行動傾向などをひっくるめた全体を指すのでしょうけれど…


例えば、娘たちそれぞれの「長女らしさ」「次女らしさ」というものは何となく分かります。


長女は、感情表現豊かで、陽気で穏やかな性格。基本的には真面目。

身長は小さく、中肉。

顔つきは弥生顔、髪の毛はくせ毛で毛量が多い。

他人に対しては気さくに接するが、友達を多くは望まない。

絵や音楽、文学など、芸術に関心が強い。

行動は慎重で、のんきな方。

興味関心があることは熱心に取り組む一方で、関心がないことは全くやろうとしない。

好きな服装は、マニッシュ。…


人のことは客観的に見れるので分かりやすいのですが…

考えてみると、こういう特徴は全て他人との比較で出来上がっているのかもしれません。

相対的にしか性格を理解できないということは、所属する母集団によって表現される性格も変わるということになりますね。


例えば、長女の性格は日本人の中では上に書いた通りですか、アメリカ人の中に入ればかなり違う理解をされることになるでしょう。


しかし、所属する集団は何であってもその人はその人で変化するものではないから、「自分はこういう人間だ」という絶対的な物差しで自分を語れるようになることが、周囲に影響されない確固とした『自己』を作るために必要になってくるのかもしれません。


…ここまでいろいろ書いてきましたが、結局私らしさとは何なんでしょう?

私はどのような人間なのでしょう?

私はどうありたいと思っているのでしょう?

私は何をしたいと思っているのでしょう?

…最近、いつも自分自身に語りかけています。


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まず、私はものを作ることが好きです。

お菓子や洋裁、編み物など、暇さえあればいつも何かを作っています。

きっと、年を取っても何かを作り続けているでしょう。

小さい頃からそうやって過ごしてきたので、それをしなくなったら自分ではなくなるような気がします。


それから、知的好奇心が旺盛です。

クイズなどにはムキになって真剣に答えます。

新しい情報を知ることに喜びを感じます。


対人関係は…どちらかというとあまり必要としていないのかもしれません。

楽しくおしゃべりしたり一緒に出かけたりすることは出来ますが、相手の表情や言葉の端々に注意を向けすぎてしまうので、すごく疲れます。

一人でいる時間が必要です。

一人で何かを作る時間が必要です。


どちらかといえば、情緒的・感情的な関わりは苦手だと思います。

感情的な関わりをされると居心地が悪くなります。

これは母との関係の影響が大きいと思うのですが、このことについては機会があったら書こうと思います。


自尊心は高くないと思います。

これも母の影響が大きいと思います。

それでも、最近は少しマシになってきたように感じます。

自信を持ちたいので知識を詰め込もうとしているところもあります。

以前は、努力をすることは良いことだと思い込んでいました。

娘たちや夫にもそれを押し付けてしまいそうになることもありました。


…ここまで書いてみて、そういうわけで私は物作りをし、英語の勉強をしているんだなあ、と再確認しましたニヤリ

でも、それをしている時が、私が私らしくいられる時間でもあるんだなあ、と。

これからも、私が私らしくあるために、『さあやの趣味のまとめ日記』は続いていきそうです…