最近、義父からChromebookをもらいました。
新品ではなく、「お下がり」です。
老眼のため画面が大きいのが良かったらしく、持ち歩くのには適さないサイズ感ですが…
そもそもそのChromebookは、義父がうちの夫、つまり、息子の強い勧めで購入したものでした。
「パソコンと違って立ち上がりも早いしサクサク動くよ」と、短気な夫はその使い勝手の良さをアピールしていました。
義父はもともと新しいパソコンがほしいと言っていたのですが…
勧めに乗っていざ買ってみると、義父がデータ管理で使っていたエクセルは使えないし、メインで使っているメールはGmailじゃないから設定も非常に面倒だったらしく、何か使い勝手が悪かったようなのです。
夫はその一連のやりとりから、義父が新しいものを受け入れなくなったと思い、義父の「老い」を感じて少し寂しくなったようです。
夫の父は理系学部出身です。
卒業後は某会社のエンジニアとなり、多分誰もが使ったことのある機器の開発に携わっていました。
「昔はあんなに新し物好きだったのに…」と寂しそうに呟いていました。
結局、Chromebookは使いにくいからやっぱり新しいパソコンが欲しい、ということになり、私がまんまとacerをいただくことになったのでした。
義父が買ったのは、hpのパソコン💻。
マイクロソフト Officeも一緒に購入しました。
Z世代の長女は、音大生のくせに家中で一番情報処理関係に詳しいので、もろもろの初期設定を引き受けました(義父からお金が支給されています)。
そして、義父がExcelを使いこなしていることに感心し、「今度おじいちゃんにExcel教えてもらうんだ!」と言っておりました。
やはり、昔習得したものが使いやすいんでしょうね。
義父はもう80近いのですが、さすが旧帝大卒だけのことはあり、頭は大変しっかりしています。
体もしっかりしていて、まだスキーにも出かけます。
私もこんなふうに元気に歳を重ねられたらいいなあ…と思います。
もらったChromebookを見ると…
電源ボタンの上に、マジックで描いたと思われる赤いポッチが!
これまで使っていたパソコンとは位置が違っていて、探すのが面倒だったんでしょうね…