春になり、日に日に日が長くなってきました。
太陽光パネルの発電量も、それに伴い日に日に増えてきました。
太陽光パネルを設置したばかりの頃は、暇さえあれば毎日モニターを見てワクワクしていました
設置したのが真冬だったので、春に向かって日に日に発電量が増えていくのが本当に楽しみだったのです。
4年目にもなるとさすがに毎日は見なくなりましたが…
太陽光パネルを設置すると何がいいかというと、当然のことながら発電した電気を買い取ってもらえるため、その分が収益になることです。
災害時などに電力が失われても電源を確保できることも魅力でした。
私の住む地域では、東北の大震災の時に計画停電が度々ありました。
そんな時も電気が使えるのは大きいですよね。
ただ、太陽光発電は天候に左右されるというデメリットがあります。
さらに、当然のことながら夜間は発電できません。
かと言って、蓄電池を買おうとまではまだ思っていません。
コストもかなり高いですし、劣化も早そうですし、今の技術ではまだ性能に不安もあるからです。
それよりも、電気代が値上がりしてきていたこと、さらに今後も上がり続けそうだったことに不安を感じていました。
太陽光発電は環境への負荷が少ない発電かな…とも思っていましたし。
パネルとそれに関連する機械の製造と廃棄まで考えるとCO2の排出量は少なくないのかもしれないので、厳密に考えるとどうなんだろう…とは思いますが…
太陽光パネルを導入しようと思った最も大きな理由は、太陽光パネルの設置費用が下がってきていたことと、市の助成が受けられると分かったからです。
やっぱり、いちばん大事なのはコストですからね。
我が家はオール電化ではありません。
台所のコンロだけはガスです。
ただ、給湯器はエコキュートに変えました。
エコキュートにすると、深夜に電気代が安くなるプランに変更できるので、深夜帯にどれだけ電気を活用できるかが収益をより増やすために重要になってきます。
…このあたりのことは、また機会があれば別の日にまとめたいと思います。
さて、実際の収支はどうかと言いますと、買った電気代と売った電気代は大体トントンくらいです。
もちろん、発電量は春夏が多く冬が少ないので、季節による変動はあります。
若干収入が多いくらいですね。
ここに、太陽光パネルの設置代のローンがかかります。
10年ローンで、1年あたりの支払いが20万円ほどですから、4人家族の年間の電気代くらい…というところですかね。
つまり、電気代は実質0円で、太陽光パネルのローンのみを払っている状態です。
そして、ここが最も重要なのですが、電気の買取金額と使用料金は10年契約で固定されています。
だから、最近の電気料金の値上げの影響を受けないのです!
あと7年弱はこのままの料金で行くはずです。
この先何があるか分からないので断言はできませんけどね。