【HIS】旅行プログラム

メルカゾールを飲み始めて数週間が過ぎた頃…
産後4ヶ月から、私は仕事を始めました。
週2回ほどの勤務だったので、長女は民間の保育園に預けたり、私の母や夫の母に預かってもらったりしていました。

仕事を初めて間もなくのことでした。
ある日突然、口の中や皮膚に違和感を感じました。

口の粘膜が所々腫れ、皮膚にも痒みが出て蕁麻疹が出てきたのです。
すぐに薬の副作用だと気付きました。

かかりつけの専門病院に電話を掛けて症状を説明すると、副作用だと思われるので、すぐに服用を中止してできるだけ早く受診するよう言われました。
受診すると、薬がメルカゾールからチウラジールに変更になりました。
先生のお話では、実はチウラジールの方が母乳への移行が少ないとのことでした。

授乳中の服薬についてですが、メルカゾールの服用時は服薬から6時間ほど空けて授乳するよう言われていましたが、産後3ヶ月も経つと、子どもも夜中に起きることが少なくなってくるので、夜寝るタイミングで授乳して服薬してしまえば、それほど問題になることはなかったと思います。
それ以外は副作用に注意することくらいで、特に注意することはありませんでした。



幸い、チウラジールでは副作用が出ることはありませんでした。
それからは、およそ3〜6ヶ月に1度ほどのペースで受診していたと思います。
仕事も育児も、夫や両親、保育園の方の助けを借りて、何とか両立することができました。

私の場合、服薬治療が奏功し、徐々に薬の数を減らすことができました。
治療から1年ほどすると、主治医から、再び妊娠しても大丈夫です、と言われました。

もう一人子どもがほしいと思ってはいましたが、上の子と3、4歳は空けたいと思っていたので、1、2年は治療と育児と仕事に専念しました。
薬は順調に減っていき、そろそろ次の子どもが欲しいな…と思い始めた頃に、タイミング良く二人目を妊娠することができました。

次女の妊娠中は、病気についての知識もありましたし、2回目という余裕もあったので、落ち着いて出産に臨むことが出来ました。

次女の妊娠、出産後の病状の変化については次回に書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。