長女は、無事、公立高校の音楽科に入学しました。
音楽科の生徒の成績は様々で、凄く勉強ができて偏差値70近い子もいれば、全く勉強できない子もいて、平均を取るとちょうど偏差値50くらい…という感じでした。
そんな中で、長女の入学当初の成績はちょうど真ん中くらいでした。
音楽科は文字通り音楽の授業だらけで、声楽専攻の長女は、これまでやっていなかったピアノとソルフェージュにも取り組むことになりましたが、譜面があまり読めなかったので、まずは譜面を読むことから覚えなくてはなりませんでした。
その点は少し苦労したようですが、中学生の時から習っていた歌の先生に補習をしてもらい、また、高校の授業でも少人数の習熟度別の丁寧な指導をしていただいたおかげで、次第にできるようになっていきました。
音楽科では、専門の先生の門下に入ります。
基本的に3年間先生を替えることができないので、先生と合わないと最悪です。
長女は、先生とは表面的にはうまくやっていましたが、同じ門下生の友達とはぐちの言い合いでストレス発散していたようです。
ま、裏に回ればそんなものですよね…。
基本、公立高校は緩いので、勉強のストレスはぐんと減りました。
さらに、音楽科なので学習内容はかなり浅くなりました。
課題の量も格段に減りました。
おかげで、長女は余裕を持って学生生活を送れるようになり、明るく活動的になりました。
一時は、部活を2つ掛け持ちしていたほどです。
茶道部では会計も務めました。
修学旅行の際には実行委員になりました。
文化祭では、部活を掛け持ちしていたのと、個人的にライブに出たりもしたので、どこに行っても長女を見かけました。
まるで、ディズニーランドのミッキーのようだ…と思うほどでした。
思い切って中高一貫校を出て、本当に良かった
…と感じた瞬間でもありました。
次回に続きます…