日本から子供が消える? | 狭山与太郎のどですかでん

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昨日は「こどもの日」

昨日の東京新聞朝刊の1面記事はこどもの日に因んで、幼児の身体能力の意外性についての記事。

その裏の2面には4日に発表された毎年恒例の総務省の人口推計の記事が掲載されています。

日本の未来は大丈夫? 43年連続で子どもが減少…総人口に占める割合11.3%は世界でワースト2位:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

 

大丈夫じゃないんだから本来であればこちらの記事が一面を飾るべきなのに・・・

 

この記事によれば15歳未満の子どもの推計人口(4月1日現在)は、前年より更に33万人少ない1401万人で43年連続の減少となっています。

さらに、年齢が低いほど子どもの数は少なく少子高齢化に歯止めがかかりません。。

総人口に占める子どもの割合は50年連続で低下し、11.3%と過去最低でした。

因みに、人口4千万人以上の37か国における子供の割合比較では日本は韓国(11.2%)に次いで下から2番目。

韓国の少子高齢化は日本よりも深刻なようです。

米国は17.7%、ドイツ14%、中国は16.8%となっています。

何度も引用しますが、フランスの人口学者エマニュエル・トッドによれば日本の安全保障上最大の問題は中国でも北朝鮮でもなく少子化だと指摘しています。

要するに敵基地先制攻撃の準備なんかしてる場合じゃないんです。

 

 

東北大・高齢経済社会研究センター長の吉田浩教授(加齢経済学)の研究によればこのままの推移で行きますと696年後の西暦2720年1月5日には日本の子ども人口は一人になるとのことです。

少子化で696年後の日本は子ども1人? 東北大学教授推計「少子化で絶滅する最初の国になるかも」 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

17年後には日本の子供の人口が1000万人を切ると予測されています。

子どもの人口が1000万人ということは約170年前の江戸時代後期とほぼ同じとのことです。

しかも、この推計は1年ごとに100年前倒しになるというのですから非常に現実的な近未来的な話なんでありますよ。

ところが、政府を筆頭に現在の日本国民にはまったく危機感がありません。

想像力と思考力が停止しているうえに自分が死んだ後のことなど誰も考えていないってことです。

吉田教授によれば日本が少子化で絶滅する最初の国になるかもしれないとのことであります。

そもそも、江沢民によれば日本は2050年までに世界地図から消えているとのことですからそれが本当ならばこんなことを論じること自体がナンセンスなのかも…