ガザで起きている事 | 狭山与太郎のどですかでん

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最近はマスゴミでガザ関連のニュースがほとんど見られなくなっていますが、依然としてイスラエルの非人道的殺戮行為は毎日のように繰り返されています。

イスラエルの行為の殆どは国際法違反で国連でどのような決議が出たところで一切無視し、やりたい放題なのはバックにアメリカが控えているからというただそれだけの理由。

ですからイスラエルがあれだけ世界中から非難を浴びる滅茶苦茶なことをやっていても、経済制裁一つ受けることもなくアメリカは多額の軍事費や武器弾薬をイスラエルに供給し殺戮の手助けをし続けています。

北朝鮮は長年に亘って厳しい経済制裁を受け、食料も医薬品も満足に手に入れられないような状態が続いていますが、他国に一発でもミサイルを撃ち込んだことがあるでしょうか?

ベネズエラやシリアやキューバはどうですか?

フセイン政権下のイラクでは厳しい経済制裁によって50万人の子どもの命が失われました。

 

先日、4月11日パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの指導者ハニヤ氏の息子3人と数人の孫がイスラエル軍の空爆で死亡したことが伝えられました。

キャンプに住む親族を訪ねたところを狙われたのです。

おそらく巻き添えを食ってその他にも大勢の人たちが犠牲になったことでしょう。

ハマス指導者ハニヤ氏の息子3人 イスラエル軍の空爆を受け死亡(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

ハマス幹部の親族だというだけで幼い子供たちも含め裁判なしの死刑執行がなされたということです。

この事実を多くのマスゴミがニュースとして報道していますが、ハマスの関係者なら殺戮されても当然だというような伝え方でそこには批判のひとかけらもありません。

イスラエルの狂信的で非人間的な行為には戦慄を覚えますが、これが日常化することによって世界中のマスゴミやジャーナリズムが不感症になっていることの方がもっと恐ろしい事かも知れません。

 

先日、ガザ支援「ワールド・セントラル・キッチン」スタッフ7人がイスラエル軍に執拗に攻撃され殺害されています。

ガザ支援「ワールド・セントラル・キッチン」スタッフ7人死亡、イスラエルが「組織的」に狙ったと団体創設者|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

だからと言ってアメリカがイスラエル支援を中止するわけでもなく制裁を科すわけでもありません。

イスラエル側は誤爆と言っていますがピンポイントで狙われたことは明らかです。

 

 

国際報道NPO、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)は昨年世界で殺害されたジャーナリストは99人でそのうち77人は、今回のイスラエルの紛争で犠牲となったことを発表しています。

狙い撃ちにされているのです。

2023年に殺害されたジャーナリスト99人、うち77人がガザで死亡 | 時事通信ニュース (jiji.com)

 

これらの事実から言えることはイスラエル側には殺害者リストがあってこのリストに登録されると家族も含め逃れる術はないということです。

「₊972MAGAZINE」というサイトによればイスラエル軍が「ラベンダー」として知られる人工知能ベースのプログラムを開発し、ハマスとパレスチナ・イスラム聖戦(PIJ)の軍事部門に所属するすべての工作員を潜在的な爆撃目標としてマークしているとのことです。

「ラベンダー」:ガザ地区でのイスラエルの爆撃を指揮するAIマシン (972mag.com)

戦争の最初の数週間、軍はほぼ完全にラベンダーに頼っており、37,000人ものパレスチナ人が過激派と疑われ、その住居が空爆されました。

標的となった個人が自宅にいる間、通常は家族全員がいる夜間に組織的に攻撃し、マンションの一室に居住している場合は建物丸ごと破壊され多くの巻き添え被害者を出す結果となっています。

情報筋によると、これは、諜報機関の見地からすれば、個人の家にいる人物の居場所を突き止めるのが簡単だったからだとのことです。

Lavenderソフトウェアは、大量監視システムを通じてガザ地区の230万人の住民のほとんどについて収集された情報を分析し、特定の各個人がハマスまたはPIJの軍事部門で活動している可能性を評価し、ランク付けします。

この機械はガザのほぼ全員に1から100までの評価を与え、彼らが過激派である可能性を点数化しています。

ラベンダーは、ハマスとPIJの工作員の既知の特徴を特定し、その情報が訓練データとして機械に供給され、一般集団の中で同じ特徴を見つける方法を学習し、いくつかの異なる有罪の特徴を持っていることが判明した個人は高い評価に達し、したがって自動的に暗殺の潜在的なターゲットになります。

 

「パパはどこだ?」というシステムは標的となった個人を追跡し、家族の住居に侵入した際に爆破を実行するために使用されました。

その結果、何千人ものパレスチナ人(そのほとんどが女性や子供、あるいは戦闘に関与していない人々)が、特に戦争の最初の数週間、AIプログラムの決定によるイスラエルの空爆で殺戮されたとのことです。

さらに、ラベンダーのマークが付いたとされる下級過激派を標的にする場合、軍は、居住者の建物全体を破壊し、重大な死傷者を引き起こす可能性のある、一般に「ダム」爆弾として知られる無誘導ミサイルのみを使用しました。

高価な爆弾を重要でない人々に浪費したくはない。国にとって非常に高価であり、爆弾が不足するから」というのがその理由とのことです。

軍は戦争の最初の数週間に、ラベンダーがマークしたハマスの下級工作員1人につき、15人か20人の民間人を殺害することが許されると決定しました。

軍は、一人のハマス司令官の暗殺では100人以上の民間人を巻き添え殺害することを何度か許可したとのことです。

 

 

イスラエルがあれほど非人道的攻撃を繰り返す背景にはAIに攻撃の判断を委ねているという1面がありそうです。

とは言っても攻撃の閾値をどこに設定するかや、最終的な攻撃を実行するのは人間であり、責任逃れをすることはできません。

また、このラヴェンダーにどのようなデータを供給するかも人の判断に寄るわけでAIが勝手にやったと言い逃れすることはできません。

 

ハマスの大規模なトンネル・システムは意図的に病院や学校の下を通っている、ハマスの過激派は救急車を使って移動している、無数の軍事資産が民間の建物の近くに置かれている等のイスラエル軍の公式声明とは対照的に情報筋は「イスラエル軍の現在の爆撃による前例のない死者数の主な理由は、イスラエル軍が、標的を家族と一緒に個人の家を組織的に攻撃したという結果である

と説明しています。