イソップの教え | 狭山与太郎のどですかでん

狭山与太郎のどですかでん

真実のあくなき追究。
全てのマインドコントロールから日本の皆さんを目覚めさせ、解放します

イソップの童話にこんな話があったことを覚えているでしょうか

 

牛とカエル(「イソップ物語」より)

 たくさんの子カエルが水たまりで遊んでいました。そこに牛が水を飲みにやってきました。

さあ大変です。子カエルたちははじめて牛を見たものですから、大騒ぎで巣に逃げ帰りました。そして母カエルに早速話しました。
「こんなに大きな山のような生き物を見たよ。すごかったよ。」

すると母カエルは言いました。

「それは牛というもので、たいしたことはないのです。」

しかし子カエル達は大騒ぎで「大きい。でかい。びっくりした。」などと騒いでいるものだから、母カエルは不機嫌になって「牛なんてたいしたことはないのだよ。わたしがそれ以上になって見せてあげる。」 

そして母カエルは息をすい、おなかにため込みました。おなかがぷくっとふくれて少し大きくなりました。子供たちは馬鹿にしていいました。「何だそんなの。ぜんぜん小さいや。牛はもっと大きかったよ。」

すると母カエルはさらに息をのんで、「お前達が見たものはこのくらいだろう」

子カエル達は黙っていません。「そんなんじゃないよ。その千倍くらい大きかったよね。」「そうだ、そうだ。」大騒ぎです。

母カエルも負けてはいません。「こんなものだろう」「いいやもっと大きいよ」「それじゃこんなくらいか」「いいやもっと」「こんなもんか」「いや・・・」「こんなもんだろう」・・・といった途端、母カエルのおなかが裂けて、その勢いで母カエルは遠くに飛んでいってしまいました。

破裂するカエルの話 - sweet tone Recorder (fc2.com)

 

イソップはまるで現在の日本の状況を予知していたかのようです。

ヘタレ岸田はイソップ童話集を読んだことはあるのでしょうか?

 

政府はマスゴミ一体となってアメリカの言いつけ通り台湾有事だとか中国脅威論を盛んに吹聴し、今日明日にでも中国が台湾や沖縄に侵攻でもするかのように恐怖感を煽って軍備増強を正当化しています。

それを後押しするかのように北朝鮮は盛んにミサイルを打ち上げています。

日本は攻撃対象ではないのに「日本にも雨霰のごとく北朝鮮からミサイルが飛んできたらどうすんだ?」なんて脅かす武見センセーみたいな人もいます。

それを真に受けてやっぱり日本も軍備を増強しなきゃだめだなんて人がいてもしょうがないかもしれません。

何しろ現在の日本では未だにコロナワクチンを打ちたがってる人が大勢いるのですから。

政府やマスゴミの言うことに対し全く何の疑問も感じなければそうなるのはあたりまえです。

何しろ日本に復讐すること、日本から金を巻き上げることを金科玉条とする反日団体統一協会とべったりの政党が日本を支配し、未だにその政党を3割以上の国民が支持しているのですから。

 

ウクライナにロシアが攻め込んだのも単に占領することが目的で攻め込んだわけではありません。それなりの理由があるからです。

冷静に考えてください。

現在、ロシアや中国が日本に攻め込む理由がありますか?

多大な犠牲を払って台湾や日本に侵略するメリットが一体どこにあるのでしょうか?

むしろ今の日本はその理由を自らせっせと作ろうとしています。

このまま放っておくと危険だからと先に攻撃を仕掛けられるかもしれません。

今のところ中国が日本を侵略する理由があるとすればただ一つ、日中戦争の恨みを晴らすことくらいではないでしょうか。

日中戦争|世界大百科事典|ジャパンナレッジ (japanknowledge.com)

日中戦争による日本軍の死者は41万人、戦傷病者は92万人でした。

一方中国は軍人の死者130万人。戦傷病者は約300万人。

民間人の死傷者は約2000万人と言われています。

想像できますか?

日中戦争で中国側に非はあるのでしょうか?中国側に責任がありますか?

中国が日本を攻め、日本は国土防衛のために戦争になったのでしょうか?そうじゃないですよね。これは決して自虐史観ではありません。

中国は被害者で日本は加害者だということを一時でも忘れてはいけません。

日清戦争から始まって満州事変、南京虐殺、731部隊、重慶市の空爆 等々日本国民が知らないか既に忘れてしまった多くのことを中国国民は決して忘れないように小学生のときから学校で教育されています。

 

中国が一つの中国を目指して台湾に侵攻したとして何故日本がその間に割って入らなければならないのかよく考えましょう。

もし、台湾有事で日本が参戦したらその矛先は必ず日本本土に及びます。

現在の日本が中国の軍事力に対抗できると思いますか?

カエルがいくらおなかを膨らませても牛にはなれないのです。

日本が参戦したらウクライナのようになることは必定です。

積年の復讐心怨念はパールハーバーの比じゃないことは容易に想像できるでしょう。

周恩来が親日家でなければ日本はどうなっていたでしょうか。

そして今の中国には毛沢東も周恩来もいないのです。

中国は戦勝国 日本は敗戦国。そしてその枠組みは未だに続いています。

 

おそらく日中で紛争が始まればその時は真っ先に米国は日本を見捨てて米軍基地は撤退するはずです。

いくら同盟国だからと言ってアメリカは勝ち目のない戦いには絶対に加担しません。

あくまでも自国ファストですからせいぜい兵器を提供するくらいです。

 

ロシアのウクライナ侵攻にこじつけて日本は大量の兵器をアメリカから買いこんで防衛費を2倍にしたり、沖縄諸島を軍事基地化したり、敵基地先制攻撃を宣言してみたり挙句の果ては核搭載可能な巡航ミサイルトマホークまで大量に購入することになりました。

岸田訪米に伴いバイデンのご機嫌を取るための手土産なんでしょう。

あまりにも悲しすぎませんか?。

「敵基地攻撃用ミサイル」も潜水艦も挙句の果ては空母まで揃えて「専守防衛」の軍事大国として必要な兵器は殆ど揃いました。

「平和国家」日本として、あと足りないものはと言えば核兵器くらいではないでしょうか。

このままでは近い将来何れ「閣議決定」で核保有という動きに必ずなります。

そのための原発再稼働なのでしょう。

自衛隊員不足を補うために「閣議決定」で徴兵制になるかもしれません。

たとえ国民の90%が反対したとしても、国民の意志は現在の日本では全く歯止めになりません。

国民の意向よりも常にアメリカの思惑が優先されるからです。

それが政権維持の条件である限り永久に日本はその呪縛から解き放たれることがありません。

内閣支持率がたとえ30%以下でも重大な案件も全て閣議決定でやりたい放題なのですからもう日本では憲法改定する必要もありません。

日本はすでに憲法は形骸化し、国会も政府の都合や思惑次第で開かれることもなく、三権分立も民主主義も国民主権もとっくに存在しないバナナ王国なのです。

 

先日、9日に日英伊が共同で戦闘機の開発合意したというニュースが流れました。

日英伊、次期戦闘機の共同開発で合意 2035年に配備開始 | Reuters

このご時世に新しい戦闘機を開発する意味は果たしてあるのでしょうか?

しかもアメリカが合意するということは既にアメリカは新しい戦闘機の開発はしないと宣言しているようなものです。

ウクライナの戦争を見ればお分かりのようにもう戦闘機の時代はとっくに終わったんです。

大体ウクライナの制空権を支配している筈のロシアが自由にウクライナの空を飛び回っていますか?

今や戦争の主流はドローンとミサイルとGPSなどの通信衛星を駆使した電子戦なんです。

トマホークミサイルだって20年も前の時代遅れの遺物です。

中国や北朝鮮の基地までの正確な3次元データをどうやって入力するつもりなのでしょう?

そもそも日本を攻撃する基地がどこにあるか把握してるのでしょうか?

思惑通り着弾したとしてトマホークに目的を達するほどの破壊力があるんでしょうか?反撃を封じられると思いますか?

アメリカでは既に使い物にならないと判断し、廃棄する予定の物を日本に売りつけているだけです。

全く役に立たないことは自衛隊幹部なら当然分かっている筈です。

そもそも「敵基地攻撃」と言ったって今や中距離ミサイルは移動式。

果たしてトマホークに抑止力があるでしょうか?

とにかく何もかもが非現実的で役立たず時代遅れなのです。

オスプレイだのイージスアショアだのグローバルホークだのこれらは米国に高いお金を払うことだけが目的で、実際自衛隊もこんなお荷物を背負いこんでいい迷惑なのではないでしょうか。

太平洋戦争で戦艦同士の打ち合いに固執して大和や武蔵を建造したのと同じで近代戦を理解できない時代錯誤に支配されている連中が決めているとしか言いようがありません。

しかも、殆どの装備は戦争を全く知らない政治家や防衛省の背広組が決めているわけです。

 

昨年末12月28日テレビ朝日「徹子の部屋」に出演したタモリの発言がネットではちょっとした反響を呼んでいました。

黒柳徹子から「来年(2023年)はどんな年になるでしょう」と訊かれると、タモリは少し間をおいて「新しい戦前になるんじゃないでしょうか」と答えたのです。

タモリさん、2023年は「新しい戦前になるのでは」徹子の部屋で「どんな年?」と聞かれ一言 | ハフポスト NEWS (huffingtonpost.jp)

タモリはたけしと違って絶対に政治や国際情勢や社会的な問題に対し意見を主張しない芸能人であります。

彼ほどの人間ですから感じていることは多々あっても自分の立場と言うものをわきまえているということなのでしょう。

彼がどれほどの意味を込めて言ったのかわかりませんが、既に新しい戦前は始まっています。