今年の高校野球の準決勝は、優勝候補である大阪桐蔭が敗退し、個人的には面白い展開になってきました!

前回の記事でも、地元である東北はひいき目に見てしまうと書きましたが、残っていますよ2校が。

 

宮城の仙台育英と、福島の聖光学院

 

どちらも甲子園常連の名門校です。

いよいよ大詰めになってきた高校野球2022、東北優勝への想いを今回は語っていきたいと思います。

 

 

東北の球児たちが目指す、白河の関越え

 

高校野球ファンの間では、用語がいくつかありますが「白河の関越え」というものがあります。

実は全国高校野球において、東北は優勝したことがある高校がないのです。

え?大谷君とかスター出てるし、名門があるんだから1回くらいは優勝してるでしょ」とか言われますが、ないのです。

その事実を、関東と福島の境にあった白河の関を用いて、東北の高校に優勝旗が渡ることを「白河の関越え」と呼んでいます。

私は昔、1回戦で勝てればいいくらいの気持ちで観ていました。

しかし、最近では優勝争いに食い込み、あとちょっと!というところで、優勝を逃しているのです。

2018年に金足農業が決勝へ進んだ時も、大阪桐蔭にはかないっこないよなと思いつつも、どこかで期待している自分がいました。

大阪桐蔭のラスボス感すごかった。

 

東北地方の高校が甲子園で優勝することは、東北民の悲願といっても過言ではない…かもしれません。

 

 

思い起こされる2013年の夏…

 

準決勝で東北が2校残るのは、9年ぶりとのこと。

私も2013年の当時観ていました。

日大山形花巻東が準決勝に残っていたんです。

そして対戦の組み合わせは別々。

これは東北勢同士の決勝があるかも!白河の関越えられるかも!」と期待して観ていました。

しかし、結果は準決勝でどちらも負け…。

前橋育英が優勝しました。

 

そして2022年の今年。

理想は準決勝に別々で当たって勝ち進み、東北勢同士の決勝をやってもらいたかったですが、今回は準決勝で東北勢同士が当たります。

ポジティブに考えれば、どちらかは決勝に行ける!ということです。

 

104年目にして初の白河の関越えを期待!

 

今年はどこが優勝かわからない展開になってきました。

どうしたって東北勢初の優勝を期待してしまいます。

仙台育英も聖光学院も、東北代表する野球の名門校です。

優勝する素質はじゅうぶんにあると思います。

 

夏の全国高校野球は今回で104回目。

104年目にして「白河の関越えた!」と言いたい。

最後まで東北勢の頑張りを見届けていきたいと思います。