第104回全国高等学校野球選手権大会が8月6日より開幕しています。
このご時世なので、繊細になる部分はあるでしょうが、高校野球ファンとしてはやはり心が躍りますね。
今は1回戦が行われており、試合の行方を毎日楽しみに観ています。
私はガッツリ野球ファンということではないので、観るところはちょっと独特かもしれません。
地元の高校を応援したいのはもちろん、東北勢はやっぱりどうしてもひいき目に見てしまいますが、今回より注目している高校はこちら。
市立船橋高校
です!!
「いちふな」こと市立船橋高校
市立船橋高校はその名の通り、千葉県船橋市にある高校です。
体育科があり、スポーツの名門校のイメージがあります。
千葉県は習志野や木更津総合など、高校野球でも名だたる強豪がひしめいていていますが、甲子園に行けるのは1校のみ!
その中を突破してくるのは至難の業だと思います。
千葉県大会の決勝戦では、木更津総合高校を13対6で下し、15年ぶり6回目となる夏の甲子園への出場を決めました。
15年ぶりってすごい!!
今年5月に公開された映画「20歳のソウル」
話は変わって、今年5月に公開された映画があります。
実はこの「20歳のソウル」の原作は、市立船橋高校の吹奏楽部であった実話をもとに作られています。
浅野大義は市立船橋高校吹奏楽部に所属する男の子。担当はトロンボーン。
活発で優しく、そして真っすぐな大義は、いつも周囲を明るく照らし、そして大義自身も部員たちに支えられ、青春を謳歌していた。なにより特別な存在である顧問・高橋健一先生に大きな影響を受け、心身共に成長していった。大義は、野球の強豪校でもある市船・野球部のために、オリジナル応援曲の作曲に挑戦。作曲の難しさと葛藤しながらも高橋先生からの叱咤激励もあり「市船soul」が誕生する。そして、いざ試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ”神応援曲″として呼ばれる様になる。
高校を卒業した大義は、高橋先生の様な教師を志し音楽大学へ進学、夢に向かってキャンパスライフを過ごしていた。そんな中、ある日突然、大義の身体に異変が襲う。
診察の結果、大義の身体は癌に侵されていた——。
‐公式サイトより引用‐
あらすじを見ただけでも、涙腺崩壊しそうになりますね。
20歳の若さで生涯を閉じた青年が、野球部のために作った曲が「市船ソウル」なのです。
市船ソウルが響く!市船橋の快進撃
話を戻して、高校野球に戻ります。
今年の5月に映画で話題となった市立船橋高校が、野球で甲子園にも出場となり、更に盛り上がりました。
そして迎えた第1回戦。
沖縄の興南高校と当たり、5点差をひっくり返して6-5のサヨナラ勝ちとなりました!!
なんてドラマチックでしょう。
高校野球の醍醐味は、最後まで勝敗がわからないところにありますよね。
甲子園での勝利は25年ぶりとのこと。
このまま快進撃を続けてもらいたいものです。
高校野球ファンも注目する魔曲
最近の高校野球では、応援で流れる音楽も、切り離せない関係になってきました。
同じ千葉県の習志野高校は「美爆音」と呼ばれ、選手の後押しとなっています。
各高校の独自の応援曲は、試合の局面を変えてしまうことがあり、「魔曲」と呼ばれるものがあります。
特に智弁和歌山高校の「ジョックロック」は、数々の奇跡を起こしていて、高校野球ファンの間では有名です。
市船ソウルも魔曲となって、市船橋の追い風になるといいですね!
20歳のソウルとともに市船橋の試合を見届けよう
20歳のソウルを観てから、甲子園で流れる市船ソウルを聴くと胸アツになること間違いなし!
とはいえ、5月公開なのでほとんどの映画館で上映は終了しています。
しかし、市船橋の甲子園出場が決まり、一部の映画館では記念上映をしているようです。
もしかしたら、このまま勝ち進んだら上映が増えるかも??
詳しくは公式サイトをご確認下さい。
今は家で映画を観ることができますが、映画館の音源で聴くとまた違うような気がします。
夏の甲子園はまだ始まったばかり。
市船橋は次回は福井の強豪、敦賀気比高校と対戦します。
映画でも甲子園でも話題をさらっていくのか、注目です!
市船橋の試合を見届けながら、他の試合も楽しみにしていきたいと思います。