2月22日から3日間かけ、各ボランティアの配属と入居が行われました。それぞれの配属先で一人ずつ降ろされていくんです。最初は荷物と人で一杯だったバンがだんだんすかすかになっていって、そして、最後に残ったのが私でした。あの時の心細さといったらなんとも言えない感じでしたね。とともに、自分の配属先と住居はどんなんかなーっていうワクワク感もあって、もう早く着いてくれーって感じでした。そして遂に2月25日、配属先のテミロフカという村に到着。今日は私が2年間お世話になるお家について書きますね。

第一印象は、予想以上の素敵な家!昔、アメリカのボランティア(ピースコー)がすんでいたらしく、みなさん対応に慣れていてとても快適に暮らしています。一緒に住んでいるのは、おじいさん、お父さん、お母さん、そして週末だけ帰ってくる17歳の息子さんです。家の周りには、馬、牛、にわとり、餌用の干し草があります。毎朝にわとりの「コケコッコー」で起きるんですよ。素敵でしょ!


Crazy in Kyrgyzstan



家の倉庫には、大量の野菜、そして畑で採れた果物や野菜でつくられた様々な保存食があります。食べ物に関してはほぼ自給自足のようで、びっくりしました!が村の人達は大概そうらしいです。
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聞いていた通り、トイレは外です。夜中は絶対に行きたくないから、寝る前必ずトイレに行くようにしてます。
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これはペチカっていいます。家の中をあったかくするために、これでまきや石炭をもやして、ここからパイプがつながっていて家じゅうが暖められています。
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体を洗う所は、モンチョっていいます。左の箱に熱湯が入っていて、青い筒に水が入っています。これを自分の桶に入れて混ぜ合わせて温度調節してから洗います。この間初体験でしたが、ずっと熱湯を暖め続けてるので部屋の中が温かくて快適でした。週一回だけです。

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これが画期的な水道。
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今、寒いので通常の蛇口から水は出ません。なので、近くの水が出るところまで毎日水を汲みに行きます。そしてそれをこのカンカンの中にいれて、そこに取り付けられている蛇口からちょろちょろ水を出します。洗顔や歯磨きはこれで行います。食器を洗う時も、お母さんが桶を使って水を最小限の量で抑えて上手に洗っています。私も練習して早くあんな風に洗えるようにならないと。

と、家の様子はこんな感じです。とりあえず快適に過ごしてまーす!