昨日、こちらの映画を観てきました〜
2週間の限定上映。
上映があると知った瞬間「絶対見る」と思ってたはずなのに、いざ始まると「名古屋まで出るのめんどいなぁー」とか「別にどっちでもいいか」と、頭の声が大爆発←本当にファンなのか?
別件で名古屋まで行く用事があったので、「やっぱり行こう」と映画館へ。
結果は…。
見に行って良かった😭
ここからは、思ったことをひたすら語ります。
まずオープニング。
ツアーの日程がスクロールで流れていく。
当時、私は高校2年生。
確か、春のツアーは俗に言う「名古屋飛ばし」で、名古屋はライブがなかった。
当時は遠征なんて考えなんてあるわけもなく、雑誌やファンクラブの会報でライブレポートを読むだけだった。
冬のツアーは名古屋は3DAYS。確か、初日と最終日に行ったはず。高校生のお小遣いで2日間行くって、バイトもしてなかったのにどうやってたんだろう?今の方がよっぽど自由にお金が使えてるはずなのに、地元1日参加が精一杯だよなぁなんて思ってしまう。この考え方の差はなんだ?
と、いきなり現実を嘆いてしまうのは、大人になったゆえなのか(笑)。
ライブスタート。
まずクロベエのドラム。解散してからフミヤ氏がセルフカバーでチェッカーズの曲を歌う。いろんな人のドラムを聴いてきたけど、クロベエのドラムの音は「乾いた音」と表現したらいいんだろうか。この音は誰にも出せない、唯一無二の音。
なんてったって、メンバー紹介で一番歓声が大きいのは、藤井郁弥ではなくクロベエなんだから🤣
やはり、チェッカーズのドラムはこの音でないとチェッカーズにならないのかもしれない。そんな風に思った。
そしてボーカル3人。もちろん中心はフミヤ氏なんだけど、チェッカーズの場合は他の2人もメインボーカルを務める。
その時のフミヤ氏は目立つわけではなく、それが当然のようにちゃんとコーラスに徹している。
そして、これは高杢氏であろうと、まーさんであろうと、誰がメインで歌ってもそうなんだけど、メインが自由に動いてるように一見見えるんだけど、3人で計算されたフォーメーションで動いている。
もちろんボーカル3人だけではない。楽器組も個性の塊なんだけど、それぞれの個があって、それでいて全体のバランスがまとまっている。
当時はそんなことは考えず、ただ「カッコいい〜♡」で見ていたわけで、時も経って大人になったからこそ見えてくる部分でもあるのかもしれないけど、今、こんなことをサラッとやれるバンドは存在するんだろうか?
これを高校生の頃から見続けている自分のセンスに「いや〜、お目が高いですな」と自画自賛したくなってしまったw
GOツアーは、デビューして5年目。自分達で曲を作るようになった頃。ちょうど過渡期とでもいうのか、アイドルの頃のような感じでもなく、後期の完全オリジナルで完成されたライブでもなく、初期の売野&芹澤コンビの曲とオリジナル曲が混在する絶妙なバランスの、ある意味で貴重なライブなのかなと思った。
全体的に大満足なんだけど、ひとつだけ文句(?)を言わせてもらうと、後半へ突入する時の決めゼリフ。
「ダンスは好きですか?」
「ロックンロールは好きですか?」
「チェッカーズは好きですか?」
なぜアレがカットされてしまったのか?
時間的な都合なのかとも思ったが、本編が終わってからアンコールで再びメンバーが出てくるまでの間のコールがやけに長く感じてしまった。
あのセリフを聞いてテンション上がってからの怒涛のアップテンポが続く後半が醍醐味でもあるので、この部分は削ってでもセリフを入れてほしかった。
それでも、今回、貴重な音源と映像と、最新技術のおかげで綺麗な映像で当時のライブを見ることができたことに感謝。
おまけ
最近のライブの楽しみといえば、藤井フミヤさんの1人で天然炸裂して収拾がつかなくなるあのゆる〜いMCなんですがwww
今と比べると声が高い。これは「え?こんなに声高かった?」と正直驚いた。そして、一生懸命カッコつけてる感が出てて違う意味で微笑ましかった(笑)