本日もブログにお越しくださり

ありがとうございます。

鈴川さや香です。

 

前回の続きです。

 

 

 

  子守が頼めない!?

 

大人になって結婚して、家を出ることになりました。

結婚するまではあれこれ口を出してきた母親でしたが、ある程度距離ができたことと

母親も年を重ねたからか、かなり丸くなり関係は改善されたように思えました。

当の私も、誰にも何も言われない自由な生活を満喫していました。

 

 が!

 

元々、いずれは両親と同居する条件だったため、結婚して10年くらい経った頃

実家へ戻ることになりました。

 

ここで、またまた親の顔色を伺う生活が戻ってこようとは・・・。ガーン

 

息子がまだ小学校低学年くらいだったと思います。

私はライブに行くのが趣味でもあり、ストレス発散でもあるのですが

ライブに行こうと思うと、子守を誰かに頼まなければいけない。

 

そこで、母親に子守を頼んだわけですが。

ダメだとは言わないけど、

 

なにをアンタは子供を置いて遊んどるの?

 

乳飲み子を置いてくわけじゃないし、

ライブに行くのは年に1回か2回のことなのに。

 

ちょうど、仕事も行き始めた頃だったので、会社の飲み会は堂々と子守を

頼んでましたが、どうしても自分が遊びに行く時は

何とか旦那に仕事を休んでもらっていました。

 

今だから、なんでこうなったのかわかるけど、なんかおかしいですよね。

 

 

  親の顔色を伺う妻とお構いなしの夫

 

さらに私をイライラさせたのは、旦那の行動でした。

 

お正月やお盆に皆が忙しくしていても、自分はお構いなしで

家族に気を遣うことなく遊びに行く。

それを母親に私は咎められ、さらにイライラ・・・。

 

で、旦那に八つ当たりして大喧嘩になり私が家を飛び出し、

 

「子供が心配してるから早く帰ってこい」と

携帯に電話してくる母親。

 

誰のせいだ!?ドンッ

 

怒りたくても母親には言えない。

でも、子供は心配なので、我慢して何とか怒りを抑えて家に帰る。

そんなこともありました。

 

早く(親が)いなくなってくれんかなぁ・・・。

そんなことも思うようになっていました。

 

 

  それは突然に・・・

 

それでも、なんとかやり過ごすうちに

息子が高校生になり、子育ては少し落ち着いてきた。

そんな頃、状況が一変。

突然両親の介護が始まりました。

 

正直、母親の面倒が見れる自信はありませんでした。

ですが、病院や介護で母を診てくださっていた方から話を伺うと

常々、自分のことで私に迷惑をかけたくないと言っていたそうです。

私の意見を聞いてくれなかった人でしたが、最後は私の言うことも

素直に聞いてくれるようになりました。

 

期間にして5年くらいだったと思います。

父親が亡くなり、後を追うように母も一年半後に亡くなりました。

 

これで終わった。自由になれるんだ・・・。

 

そう思ったのに、それでも私は「自由になりたい」と

願っていたのでした。

 

もう少し続きます(笑)