たかが歩くされど歩く | 美姿勢生活diary

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神戸美人塾を主催している三浦さやかのブログです

私のウォーキング理論に革命をもたらした1冊の本があります。


三浦さやか の ★PRINCESS STUDIO★-110916_1132~020001.jpg


高岡英夫氏の『歩き革命』という本です。


高岡氏は「ゆる体操」でも有名な方です。



それまで私はウォーキングをする際に、姿勢や足運びを

キレイにするため、体のいろんな部分に力を入れていました。



でも、何気なく読んだこの本は、全く逆。


体はゆるめることが大切

ウォーキングも、力を入れないほうがうまく歩ける


とあって、びっくり。


氏はよく理想の体の例にマリナーズのイチローさんを挙げられますが

まさにイチローさんのように、芯がしっかり通っているけれど

関節の自由度が高く、しなやかな体がウォーキングにもよいとされる

ことも、読み深めるうちに納得できました。



この本で出会った理論を頭に入れて、自分なりにウォーキングを

革命していきました。


やはり、一番の壁は、力を抜くこと。

歩く際にも、腰や膝が曲がってしまっているのは、無意識に

入ってしまった力と、固まってしまった関節のせい。

この力を抜くことで、体はすんなり動いてくれます。

でも、この力を抜くことはとても難しいのですよね。

無意識ですから。


力を抜くためには、心身ともにリラックス状態にあることが大切。


ですから、それ以降の私のウォーキングレッスンは

まずは複式呼吸でリラックスをしてから

関節を丁寧にのばしていくストレッチを念入りにするスタイルに

変わりました。



ウォーキングと一口に言っても、それは野山を歩くようなウォーキング

から、ファッションモデルがランウェイを歩くようなウォーキングまで

さまざまな用途があります。


特に、私のようなファッションモデル経験者がウォーキングを教える

となると、「モデルウォーキング」だと思われる方も多いのですが

(もちろん、そのクラスもあります)

私が、メインとしているのは、歩くことを通して健康になっていただく

方法。そして、街を歩いていただく方法です。

それが、通りすがりの人が、はっとするほど美しかったりしたら

なんだかカッコいいと思いませんか!?


歩くという行為は、距離の長短こそあれ毎日無意識のうちに行っている

行為だと思います。

たかが歩く されど歩く です。

背筋を伸ばして、力を抜いて手を振る

まずはこれだけでも、やってみてください。


「歩く」を少しだけ気にしたり、コツを得るだけで、健康も体も

そして気持ちも断然変化してきますからアップ