つたえきれはしないよ | 神田沙也加オフィシャルブログ Powered by Ameba

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昨日のマチネ公演は、シルビア・グラブさん、新妻聖子さん、小西遼生くんの千秋楽でした。

3人が千秋楽なのに、カーテンコールでは泣きすぎてしまってごめんなさい。

優しい思い出がポロポロと零れてきて堪らず、耐え切れませんでした。

初舞台の「INTO THE WOODS」からいっしょだったシルビィ。
いつもカッコ良くて、いつも甘えさせてもらって。
ついに本当の親子の役を演じられて、嬉しかったです。
サヤが17歳、舞台の右も左も分からない頃も、本当に自信がない時も、緊張で死にそうな時もいっしょにいました。
だからうちの家族も、シルビィといっしょだという事だけで安心してくれます。

舞台の幸せ分かったのは、きっと初舞台で、シルビィのシンデレラが温かく生きていたのに憧れたからだよ。
今でも、サヤの中でシンデレラはシルビィだよ。

思い出は数知れません。
シルビィ、大好きです。
どうもありがとう。

そしてエポニーヌのテーコてんてい。
サヤは、ずっと聖子ちゃんの歌声をレミゼのCDで聴いて来ました。
力強くて真っ直ぐ、どこまでもクリーンな歌声にずっと憧れて来ました。

その歌声を間近で聞けて、隣で笑えて、見てきた夢の実像に出会った気がしたよ。
歌声だけではなくその美しさも。
まさしく「天が二物を与えた」人だと思います。

初めて逢った時の事、覚えてますか?

「沙也加ちゃんだーっ、宜しくね!おめめクリクリだねーっ!!」
テーコてんていの天真爛漫さは魅力的で、皆から愛されている訳を一瞬で理解した瞬間でした。
テーコてんてい、大好きです。
どうもありがとう。

そして、小西くん。
いっちばん初めのレミゼのお稽古で、ガチガチに緊張していたサヤをいちばん見た人でしょう。(笑)

今もだけど、緊張のあまり声が出なかったり、震えたり、ひっくり返ったり…
相手役がこんなヘロヘロじゃ、どんなに演り辛かった事でしょう。

それでサヤの顔が歪んでも怯んでも、お芝居の時はマリウスとして微笑みをたたえたまま、決して目を反らさないで、手を離さないで居てくれましたね。

それに、マリウスの中で一足早くお稽古に参加してくれて、コゼットの動きは小西くんマリウスで覚えたので、いっしょの公演の日は原点に戻るような、不思議な安心感もありました。

小西くん、感謝しています。
どうもありがとう。

皆さんに数え切れない位の想いを。

沢山の感謝と共に…

ごいっしょ出来て幸せでした。

サヤが頑張って頑張って頑張った先でいいから、またいつかどこかで逢えますように。

本当にどうもありがとうございました。


さやっ。