さて、こちら↓の続きです。
エジプトから帰ってきて、早3週間!
何してたの?ってくらい時間が経つのが早く、旅行の詳細はほぼ忘れつつあるのに、心と身体は、今もなお!、まるごとエジプトにプカプカ浸かっているような気がします。笑
日本に着陸できていない!
さて、帰りの便は直行便ではなく上海乗り換えだったので、ありあまるトランジット時間に書きなぐったメモを頼りに旅行記を書いていきます。
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エジプト初日は、前回の記事通りAMにエジプト考古学博物館を訪れた後、オールドカイロへ。
ここでは、エジプト逃亡時、聖家族が滞在した場所の上に建てられた教会がありました。
そういえば、子供の保育園はキリスト教系なので、ここら辺の話はクリスマスページェントとして昨年末聞きました。
あと数か月後にはこの場所にくるのか、、、ふっふっふっ
なんて思っていたことがこの日まさに起こったわけです。
なんだか最近は、夢か現実か?という感じで、ふわっと生きています。
昔はキリストの存在はおとぎ話だと思っていました。仏陀だって天照大神だって、古い偉い方はみんな、今もどこかではそう思っているような気もします(宗教に合わせてキャラクターが創られたのではないか?という意味で)
一方で、夫の影響もあり、神の存在になった彼らもまた私たちと同じように人の姿形をもって実在していたと今は理解しています。
そしてこうやって実際に移動したルートなどを見ると、当時の苦労はとてもうかがい知れませんが、やはり実在されていたのだなと。
あぁ、やっぱりそうだったんだ・・
ようこさんは、子供を守るため、エジプトに逃亡されたマリア様の苦悩に思いを馳せ、お子さんのことを思い出されていました。
聖家族が辿った軌跡。
教会を訪れるだなんて本当に久しぶり。ヨーロッパでは鐘の音ばかり聴いていて、いつもどこかソワソワ焦ってしまうのですが、こちらの教会はただただ穏やかで優しい雰囲気が漂っていました。風が運ぶ初夏の香りもとても優しい♡
お寺、神社、教会内部をガチで写真撮影するのはなぜかちょっと気が引けます。結果、中途半端な写真ばかりになってしまいました。笑
さて、この後、ランチは船上レストランで魚料理。
味はなんとも言葉で表現することが難しいのですが、やはりとても美味しい!
エジプト料理ってスパイスだらけのはずなのに、とにかく自然に美味しく食べられる(塩気は若干強く、たまに辛いものもあるけど、多くが違和感なく、飽きもこない)ところが、世界のその他スパイス料理と違うところかなと思います。
って、そんなに世界中旅行したわけじゃないけど。笑
河口近くのナイル川の幅は意外にも狭い。上流はもっと幅があるのだとか。。まだ見てないけど。
この後は、ハン・ハリーリのマーケットで少しお買い物。ちょっとお疲れで写真は撮りませんでしたが、まるでアラジンのワンシーンで出てくるような中東のバザールで、私は会社のお土産にピラミッドチョコを購入しました。
こうやってのんびりと初日の観光を終え、カイロからギザにある別荘へ移動したのですが・・ここからが真骨頂。
なにせカイロの交通事情が衝撃!笑
カイロだけでも人口は3000万人だそう。
普段でもラッシュアワーの交通量はすごいと思うのですが、このラマダン期、18時には早朝からの断食が明け、飲食が解禁になるので、皆さん夕方にはすごい勢いで家に帰ります。
クラクション鳴りまくり、車はすれすれを走るのに、歩行者はマイペースに歩き、堂々と横断、、、トラックの荷台には母子が乗っていたり(かわいい子供たちが投げキッスをしてくれました♡)、バイクはノーヘルメット。
一瞬自分がどこにいるのか分からなくなります。
古き良き日本を見たのか、はたまた学園祭準備のために校内をトラックの荷台に乗せてもらった学生時代にトリップしたのか。。
一番の印象に残ってるのはクラクションの使い方。
自身の存在のアピールに皆使ってる!笑
少しでも隙を見つければ、クラクションを鳴らしアピール!!
どうやら、「俺、今行きま~す!」「ぶつからないでね~」とコミュニケーションに使ってる様子。
すごいカオスの中に、暗黙の秩序がある。
まさに運命共同体。。。
でも、このカイロの喧騒が今はすごく恋しい♡ただただ恋しい♡
あ~また聴きたいな♡♡不思議な魅力。。。
椰子の木の街路樹は素敵♡
パリにあるオベリスクだってもとはエジプトのもの。その前を悠然とノーヘル。二ケツも結構当たり前。笑
なぜかたくさんトランクが売られています。そして旅行の最終日の記録として、この話題を回収していきます!
こうして、喧騒のカイロを抜け、ギザの舗装されていないガタガタの砂利道を進み、別荘へ向かいました。
別荘につくと、サナーさんがまるで寮母さんのように暖かく迎え入れてくれました。
「みなさ~ん♡いらっしゃ~い♡♡♡」
初日は夕方についたので、写真は撮らず、こちらは翌朝撮影。
さて、本番は、この夜からです!(私の話。笑)
サナーさんは、過去何度もエジプトリトリートをされており現地の方にたくさん知り合いの方がいて、この日の夜は、ラクダのミルククリームのおじさん(リトリート参加メンバーよりずっと若いのに、見た目のインパクトとその強いキャラで、みんな、「おっちゃん、おっちゃん」と呼んでいた。笑)と、明後日春分の日に訪れることになっている神殿のガイドさんが登場!
大人数リトリートとはまた違う、楽しさがあります。
こういうのも含めて、英語でコミュニケーションできるって、例えそれが全然完璧でなかったとしても、楽しくて、そして便利だなぁ~と思うわけです。
あぁ、私はやはり自分の口で伝えたい!伝えたいのだ~!!
この後、この気持ちを何度も何度も感じることになります。
一方、私にとって今回のリトリートのメインはこの神殿だったので、神殿を訪れるまでの2日間は、実は緊張の時間でした。
続きます♡