見どころ
動画投稿サイトなどで話題を呼んだ雨穴による書籍を映画化。オカルト専門の配信をする動画クリエイターが一軒の家の間取りについて相談を持ち掛けられ、不可解な間取りの真相を解明しようとする。監督を『エイプリルフールズ』などの石川淳一、脚本を『七つの会議』などの丑尾健太郎が担当。動画クリエイターを『全員死刑』などの間宮祥太朗、彼と共に謎に迫る設計士を『さがす』などの佐藤二朗、物語の鍵を握る人物を『恋のしずく』などの川栄李奈が演じる。

 

あらすじ
「雨男」の名で活動するオカルト専門の動画クリエイター・雨宮(間宮祥太朗)は、ある家の間取りについてマネージャーから相談される。雨宮がミステリー好きな設計士・栗原(佐藤二朗)に意見を聞いてみると、その家は至る所に奇妙な違和感があるという。そんなとき、ある死体遺棄事件が世間をにぎわせるが、その現場はあの家の近所だった。事件と家の関連を疑った雨宮が一連の疑惑を動画にして投稿すると、宮江柚希と名乗る人物(川栄李奈)から、その家に心当たりがあるという連絡を受ける。

 

 

キャスト
間宮祥太朗(雨男/雨宮トオル)
佐藤二朗(栗原文宣)
川栄李奈(宮江柚希)
長田成哉(片淵慶太)
DJ松永(柳岡)
瀧本美織(片淵綾乃)
根岸季衣(片淵文乃)
高嶋政伸(森垣清次)
斉藤由貴(松岡喜江)
石坂浩二(片淵重治)

 

スタッフ
原作 雨穴
監督 石川淳一
脚本 丑尾健太郎

 

 

 

映画「変な家」を見ました。

 

雨穴さんは3~4年程前から応援していて、

 

 

このように雨穴さん関連でアマギフも頂いたこともあり、

動画もずっと見続けています。

 

書籍化、漫画化、映画化とどんどん名前が売れていくなぁ、、、と思ってますが、

 

この映画、「今週のランキング1位」というのと「見た人の評価が著しく悪い」というのが共存している稀有な映画です。

 

感想として多いのが、

・オリジナルの動画や小説とは切り離して見るべき

・ミステリーじゃなくてホラー、しかも4流ホラー

・地上波放送まで待った方がいい

など

 

と言う訳で、「期待しない」前提で見ました。

 

見た感想ですが、皆さんが「酷評」するほど酷くなかったです。まぁ、こんなモンじゃないでしょうか。

個人的には面白かったし、楽しめました。

 

恐らく酷評した人は、この映画に対する「期待値」が高かったんでしょうねぇ。そもそも皆さん雨穴さんを知らないし、上質な映画をたくさん見てるから、評価が低くなったんでしょうね。それに小説が面白い分、映画オリジナルの部分がよろしくないらしいです。(私は小説は未読です。)

 

2022年、2023年にテレビ東京系列で、雨穴さん「原案」の

「何かおかしい」「何かおかしい2」

というドラマがありました。

 

 

 

「原案」なので微妙ですが、これも全話見ましたが、

さほど面白くもなく、怖くもなく、何かが心に残る訳でもなく、(作品にかかわった人には申し訳ないけど、、、)

というレベルでした。このドラマを見ていれば、

今回の映画は、「こんなモン」で納得なんですよね。。。

 

そして、この映画、興行的には大成功で、春休みとは言え、

平日の昼間で劇場は人がいっぱいでした。

350人くらいのキャパで100人ほど入っていたようです。

いつも「ガラガラ」の劇場で見てるので、人の多さにびっくりしました。

 

そして、客層ですが、子供や若者や家族連れが多い。小学生、中学生がいっぱいいる。恐らく雨穴さんのチャンネル登録者や視聴者の属性を徹底的にリサーチした上で、あの脚本、演出、プロモーションになったんでしょう。

個人的には「大真面目に」鑑賞したのですが、コメディじゃないのに、2~3か所みんな笑ってました。

私には全く笑える箇所ではなかったのですが、世間的には「笑える映画」なのかも知れません。

 

この映画が面白くても面白くなくても、みんなが見たことを話題にし、興味を持ち、動画再生数もますます伸びるし、小説も売れる。小説は「変な家2」がとても面白いらしいので、このまま続編に期待ですね。

 

雨穴さんのパロディ動画も増えて来て、再生数も伸びてます。