こんにちは。
今日もありがとうございます!
先日、『川口ブルワリー』さんで
今年も、親子麦味噌作りのイベントが開かれ
講師をさせていただきました。
(昨年の記事はこちらです。)
昨年に引き続き
ありがたいばかりです。
今年は、お味噌作りの前に
ふたつ
麹について
お味噌を美味しく作るコツについて
お話しをしました。
お味噌の材料は
たった3つ
大豆
麹(米麹や麦麹など)
塩
とっても簡単に説明すれば
お味噌は
この3つを混ぜ合わせて
置いておくだけで
出来上がります。
じゃあ、何が
この3つを混ぜ合わせた食べ物を
お味噌に変化させているかといえば
麹菌の持つ働き
なんです。
麹は、食べられるカビで
カビとはいえ
食べ物を腐らせて
人間にとって、悪い影響を与えるカビではなく
食べ物の
栄養を増やしたり
美味しくしたりする
人間にとって、よい影響を与えてくれるカビです。
知ってる方も多いとは思いますが
この麹
日本にしかいない
カビです。
どこにいるかといえば…
稲につくんです~。
そして、どこの田んぼの稲にも
つくわけじゃないんです。
無肥料
無農薬
で栽培している稲にしかつきません。
しかも、そうやって栽培してるところでも
毎年つくわけではないんです。
その年の天候によって、
ついたり、つかなかったり、なんです。
ありがたいことに
昨年、この、麹菌が稲につきました。
この、麹菌がついた粒を稲霊(いなだま)といいます。
ですので、、参加者のみなさまに
この、稲についた状態の麹菌を
お見せすることができました。
本当によかったです。
先ほど書いたとおり
この麹菌は
人為的に、稲につけることはできません。
天候に、おまかせです。
そういうところもあってか
神さまがくれたカビだと
昔から大事にされてきたんですよ。
天の恵み
ありがたいですね。
そして
次に話したおはなしは
実は去年も伝えています
とっても、大切なことだと
思っているからです。
お味噌を美味しく作る
大事なコツ
それは
楽しみながら作る
ことです
菌(微生物)には
気持ちが伝わるからです。
私は、天然酵母のパンを焼きますが
心ここにあらずだったり
怒っていたり
しゅんとしたりしている時には
いつものように膨らまなかったり
味がいつもと違ったり
した事があります。
一方、人間でも楽しそうな人を見ると
こちらもニッコリしちゃうみたいに
菌にもその喜びは伝わって
楽しみながら、働いてくれている
もちろん
味にも影響している
そう感じています。
実は、
「美味しく作るコツは何でしょうか」
って、みなさんに質問したんです。
そしたら、ステキな答えが返ってきました。
愛情を込めてつくる
これも、大切ですよね~
作り始めたら
「愛情込めて♪愛情込めて♪」
と言いながら作ってる親子が
いらっしゃいました。
微笑ましくて
ほっこりと幸せな気持ちになりました。
きっと菌も、同じだっただろうって
思います。
みなさまが、それぞれ楽しそうに
作っている姿がとても印象的でした。
親子麦味噌づくり
とっても
とっても
ステキな時間となり
幸せでした。
みなさま
ありがとうございました!!!
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