この上司だったから

今でもどうにか

仕事が続けられている

という上司が

まさかの激痛腰痛

なのに出張に行かなくてはならない

という事態


ただの腰痛じゃなくて

もしかしたら癌??!

かもしれないなんていう

話をちらっと耳にして

あのストレスだったら

それはないよ

とは言いきれないなあって


もし

本当に癌だったとしたら

わたしは何ができるだろう


仕事だけじゃなくて

プライベートでも

仲良くしていて

とはいっても

所詮結婚しているし

と、かなり袖に

塩対応していたのだけれども

精神的に彼に

どれだけ助けられたことか

今も助けられているし


誰よりもわがままに

素の自分をさらけだせている

甘えている


癌だったとしたら

最後、看取ってあげたいって


それが可能なら、ね


寄り添いつづけたいなって

望むなら


今、この人の存在が

なくなったとしたら

わたしの人生

かなりぽっかりとした

空洞ができることは確か


彼よりも

だと思う


ああ、そのくらい

わたしはこの人に

助けられて

支えられていたんだなって

大切な人ほど

適当にしてしまう

わたしの悪い癖


なんでもないことを祈りつつ

彼のこと

大切にしていこうって