【第三回新歓ブログ】オタク平衡感覚〜推しとか趣味って偏らない?〜 | 筑波大現視研声優班のブログ

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日々の活動報告等していきます!

皆さんこんにちは。新入生の方は初めまして!

声優班新2年のオンプエスと申します。

 

声優班では週に1度のミーティングを行い、雙峰祭(筑波大学の学園祭)での声優及びアーティストのイベントの準備を今もなお、着々と進めています。

加えて、普段の活動の道すがら、多種多様なオタクたちがときにポップに、ときにディープに自らの“推し”あるいは“嫁”について語り合っています。

ウイルス関連で外出もままならない中、新入生は大学という新たな土壌に心身ともに不安を抱えていると思います。サークルどころか自分の学類の先輩にも顔を合わせることができないのは感涙ものです。

ここでは僕のオタクの足跡とともに、この声優班を紹介させていただきます。

 

僕の同班での特徴を一つ挙げろと言われれば、「世代がズレている」。その一点に尽きると思われます。皆さんがオタクあるいはその手の界隈に足を踏み入れたのは、一体いつのことでしょうか? 僕は小学生三年生くらいの頃「テイルズオブシンフォニア」において「コレット・ブルーネル」というキャラクターに出逢ってしまったことに端を発します。もう察した方もいるのではないでしょうか? そうです僕は NANA様民です、こんにちは。

 

まぁ、こんな刹那的出会いにより戦端が切って落とされたわけですが、水樹奈々ハイパーリンクによってこの話は一年を経つこともなく「魔法少女リリカルなのは」という底なし沼へとドライブ~イグニッション!! する、という落ちな訳です。もう15周年ですよ。

また副次的な作用により田村ゆかり、堀江由衣にも過剰な反応をしていくのは業と呼ぶべきでしょうか。「スクールランブル」を知る人間がどれだけいることか。

 

こんな具合に僕は同年代のパイオニア植物として遷移を半ば暴走気味に開始したのですが、ここにもう一つ要素が加わります。親世代からの情報の流入です。先に言えば「ガンダム」、「マクロス」です。「マクロス」は置いておきましょう。喧嘩はするがこれはヒロイン嫁戦争ですから。ちなみに僕はランカ派でした。

問題はこいつだ、「ガンダム」だ。この分野は「無知には死を」をモットーに、現在でもしょうもないを通り越した醜いマウント取り合戦が起きています。人は分かり合えません。基本「ガンダム」は少しの情報の歪みが死につながるため、「ガンダム警察」との戦いが日常です。「“ブ”ルパップマシンガン」を「“プ”ルパップマシンガン」と間違えたな! お前を殺す! デデン!

 

というわけで掲示板やその他スレッド、niconico 動画の哨戒任務にあたらなければなりません。「ラー・チャターが盾になってくれています!」という、内容諸共人生袋小路なスレッドにも平然と参加していました。それによりついにネットの悪い作用が顔を出します。それは会話している相手を同年代と勘違いし始めることです。「機動戦艦ナデシコ」や「サクラ大戦」が通じないのは有り得ない、などと思い始めるのです。GO!エステバリス!

さらには基本がその人たちあたりとの兼ね合いになるため、知識不足を補おうとします。

まさに深淵(の蒼き唄)なわけです。

 

そんなライブ会場で 1,20 上の世代と仲良くなる僕が、時の流れとともに異変を感じ始めます。それはある主題歌メドレー動画でした。その動画ではうp主のセンスを讃え、その年齢推理が行われていました。最終的に、僕にとって既知の作品ばかりがある中、30 代後半から 40 代という結果となりました(ああ嫌だ。認めない。このような終わりなど許せない)

 

そしてこれにより生じた疑惑が確信へと変わったのがこの声優班でした。

 

もう通じない話がでてくる、でてくる。どうにもこうにもならん。

 

♢♢♢

 

こんな感じに軽く?僕の足跡を辿った訳ですが、話が通じない恐れがあるなどと言うつもりは全くもってありません。それは邪推です。ここで告げたいのは、

 

「この声優班、確かに同志を探すことは大事ですが、敢えて自分と相手のズレた領域を探す場としても実に愉快である」

 

ということです。上述しているように視聴歴は割と年代で溝があります。が、必ずしもそうとは限らないも

の。自分は好きだが、相手は全く知らない。そんなモノはいくらでもあるでしょう。しかしそんな中、自分が紹介したあるいは相手が自然に知ってくれたことで繋がりが生まれることがしばしばあります。僕自身も最近、「魔法少女リリカルなのは」の魅力を知ってくれる人が現れたり、「Dies irae」のちょっとした小ネタを班内の連絡に混入したときに反応してくれる人がいたりと色々感激しています。

加えて、僕自身も同班内から新しい作品を仕入れたり、会話を通して声優さんの魅力(ラジオだったり)を見聞したりと目から鱗です。まさにフロンティアな訳です。良い土壌だと心底思います。

 

ここからは僕なりに声優班の良い所をまとめてみました。

 

・イベントを開催する立場故か、イベントやライブに誘い合うことが日常的である。

・↑も含めて、コンテンツを共有することに積極的。

・イベント制作にあたり、様々なノウハウが学べる。

・より「最近」の情報に敏感である(他班よりも性質上、最新情報を得る重要度が高い)。

・旅行などのイベントがある(勿論負い目なしで参加・不参加が選べる)。

・(げんしけん全体にいえることだが、)他の活動の理解が深い(ちなみに僕はげんしけん内であと二つの班、プラスで学園祭実行委員会の掛け持ち)。キッチリと連絡をすれば特に何も思われません。

・その場にいなくても仕事や活動が連絡ツールなどを通してできる。

・お酒、喫煙などは極めて強く管理が行き届いている。強制など決して起きないし、させない(それが自然にできているのも良ポイント)。

・割と声優を知らなくても問題ない。好きな何かがあれば大丈夫。

・アニメだけじゃない。エ r―PC ゲー(アドベンチャーゲーム)などが好きでもOK。最近僕はそっちの比重が多いです。分野は問いません。

 

「筑波大学 現代視覚文化研究会 声優班」は新規班員を随時募集中です。新入生、在校生は問いません。活動は基本的に文化系サークル会館 毎週木曜日 18:30~となっております。見学希望もお待ちしております。

 

普段は推し等々についてゆるく話し合っていますが、イベント開催はキッチリとしたお仕事なのでメリハリはハッキリしてます。やりがいと楽しさの両立はできているサークルです。壁を感じずに気軽に訪ねてみてください。

 

この声優班には色んな人がいます。色んな推しがあります。それは一見、とっつき(射突

型ブレードのことはない)にくいかもしれませんが、多くを知る機会です。積極的に話を聞

いてみたり、自分の推しをひけらかしてみてください。