ミュージカルオペラ「キャンディード」を見ました。
元はヴォルテールの小説があって、バーンスタインの音楽があって。それを宮本亜門が舞台にした。
有名なキャンディード序曲は、このミュージカルのほんの一部。
2004年に上演したDVDを見ました。
いやあ、役者さんてすごい。音楽が素晴らしい。
以下ネタバレですが、見る人ほとんどいないと思うので…というか、ストーリー自体は小説だしね。
舞台はドイツのウエストファリアから始まる。
お城で暮らしていた若きキャンディード。
彼の先生は楽天主義を説き、この世は何が起きても最良の結果なんだと教えられ育つ。
ところがキャンディードは結婚したいと思ったクネゴンデとの仲を裂かれ、城を追い出される。
そして戦争が起き、ウエストファリア城は攻められ、皆死んでしまう…かと思いきや、あちこちで再会する。
キャンディードは世界中を旅しながら、楽観主義について、生きることについて考える。
生きることに意味はいるのか?いらないのか?
そしてたどり着いた答えは…。
最初はただのドタバタ喜劇だと思っていたけど、思いのほか考えされられるストーリー。
戦争や紛争が続く現代にも通じると思います。
「何か質問は?」
東京医大の女性合格者を抑制していた問題。
わたしの願い事。
よりたくさんの人が平等に幸せになること。
ごく一部の人だけが幸せな世の中はいやだ。
お金がある人もない人も、障害のある人もない人も、男女も関係なく、国籍も出身地も関係なく。
みんなが平等に幸せになることが、わたしのおっきな願い事。
わたしの友達。
教員で毎日長時間働いている。
少ないお給料で保育士や介護士として働いている。
シングルマザーで子供の学費が心配。
米軍基地の近くに住み、騒音に悩まされている。
わたしの友達、その子供たち、孫たちが、より幸せになるように。
もっとそれぞれの能力を発揮しながら、キラキラ生きられるように。
そんな世の中にしたい。
たとえば、働く人を長時間働かせることで儲けている人は、長時間労働がだめって決まったら「自分の利益を取られた」と思うかもしれない。
でも、長時間働かせることで儲けている人は、たくさんの働く人の犠牲のうえに儲けている。
たくさんの働く人の時間を奪うことで儲けているのだから。
だったら、たくさんの働く人の利益を優先すべきだろう。
儲けることは悪いことじゃない。
ただ、みんなが幸せになれるルールを作ってほしい。
長時間労働や過労死をなくす。
お金があるなしに関わらず、行きたい人が大学へ行けるように。
武力は持たない、使わない。軍事基地はつくらない。
外国人への差別はいらない。
全国どこでも中学校給食をやる。
みんなが幸せになりますように☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
「働き方改革」法案が昨日、参議院厚労委員会で可決した。委員会が通れば、参議院本会議は時間の問題。恐らく今日、法案は成立するだろう。