七夕のもうひとつの意味

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今日は7月7日。
去年、七夕の日に、「核兵器禁止条約」が国連で採択された。
核兵器の使用、所持などを禁止する条約。
核兵器をなくそうと世界中で運動があって、被爆者のみなさんががんばって訴えて、ようやく実現した条約。
今までは国連の議場の外でわーわー叫んでいた人たちが、今度は議場で条約について話し合った。
すごいことだった。

日本は条約に参加しないと聞いた。
がっかりだった。
日本は核兵器を持つアメリカと同じ態度。核兵器は段階的に減らしていくべきとか、条約は現実的でないとか、それこそ非現実的な理由で参加しないそうな。

これからは、日本やアメリカがこの条約に参加するよう働きかけることが大事。
ヒバクシャ国際署名もまだまだ集めてます。
私は署名用紙を玄関に置いてるよ。
あなたは、何をしますか?

願い事

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わたしの願い事。

よりたくさんの人が平等に幸せになること。

ごく一部の人だけが幸せな世の中はいやだ。

お金がある人もない人も、障害のある人もない人も、男女も関係なく、国籍も出身地も関係なく。

みんなが平等に幸せになることが、わたしのおっきな願い事。

 

わたしの友達。

教員で毎日長時間働いている。

少ないお給料で保育士や介護士として働いている。

シングルマザーで子供の学費が心配。

米軍基地の近くに住み、騒音に悩まされている。

わたしの友達、その子供たち、孫たちが、より幸せになるように。

もっとそれぞれの能力を発揮しながら、キラキラ生きられるように。

そんな世の中にしたい。

 

たとえば、働く人を長時間働かせることで儲けている人は、長時間労働がだめって決まったら「自分の利益を取られた」と思うかもしれない。

でも、長時間働かせることで儲けている人は、たくさんの働く人の犠牲のうえに儲けている。

たくさんの働く人の時間を奪うことで儲けているのだから。

だったら、たくさんの働く人の利益を優先すべきだろう。

儲けることは悪いことじゃない。

ただ、みんなが幸せになれるルールを作ってほしい。

 

長時間労働や過労死をなくす。

お金があるなしに関わらず、行きたい人が大学へ行けるように。

武力は持たない、使わない。軍事基地はつくらない。

外国人への差別はいらない。

全国どこでも中学校給食をやる。

 

みんなが幸せになりますように☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

 

今日、成立するだろう

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「働き方改革」法案が昨日、参議院厚労委員会で可決した。委員会が通れば、参議院本会議は時間の問題。恐らく今日、法案は成立するだろう。

 
私は、「働き方改革」法案のことをずっと学んできた。法案の内容がまだはっきりしないときから学んできた。
法政大の上西充子教授という人がいた。YahooニュースやTwitterでこの法案の危険性を逐一発信していた。私は彼女の発信を追った。
 
この法案には問題がありすぎた。
まず、「裁量労働制」という残業代が出ない働き方があって、ひどい働き方のため、さすがに対象業務が限定されていた。法案は対象業務の拡大が書き込まれていた。しかし、政府が裁量労働制のほうが通常の労働者より労働時間が短くなるかのように出てきたデータが間違っていた。政府は裁量労働制を法案に入れるのを撤回した。この間違ったデータがなぜ使われていたか、検証はいまだ済んでいない。
法案には高度プロフェッショナル制度(高プロ)のことも書かれていた。これは政府がいう「柔軟な働き方」でも「成果で評価する働き方」でもなかった。雇用主が労働者を24時間連続で働かせてもよい内容であり、残業代という観念がなく、雇用主は時間外割増賃金、休日・深夜の割増賃金を払わなくてもいい内容だった。成果がどうの、柔軟がどうのとは法案のどこにも書かれていなかった(成果で評価する働き方は、法案が通ってなくてもできます)。法案には一応、1000万円くらいの所得がある人が対象だとあるが、それは省令でいくらでも下げられるものだった。
高プロ導入のニーズ問題もひどかった。政府が高プロを「やってほしい」と労働者から聞き取ったと言うので、国会で野党が追求した結果、法案が作られる前にニーズを聞いたのはたった1人だった。1人のニーズで作られる法律って…。
加藤厚労大臣の答弁がひどかった。上西教授によって「ご飯論法」と名付けらた。「朝ごはんを食べたか」と聞かれて「パンを食べた」ことは黙っておいて「ご飯は食べませんでした」と答えるような、不誠実な答弁。その場しのぎで嘘をついたりごまかしたりは、結局あとでバレることになった。それでも「ご飯論法」を続ける加藤大臣。国会での議論は無意味だと思わせる効果は充分だった。そんな効果いらないんだけど。
法案には過労死遺族の会の方々が反対した。過労死してしまったNHK記者の佐戸みわさんのお母さんは街頭宣伝に参加して、この法案の撤回を訴えた。遺族の会のみなさんが安倍首相に面会を申し入れても、ついに実現しなかった。
国会の議論はめちゃくちゃ。問題があちこちに散らばって、とてもこのまま採決なんかできない状況。普通の神経なら。それなのに、おそらく今日、法案は成立する。
 
すでに日本の働く環境はひどい。海外では高い残業代(時間外の割増賃金)が当たり前に払われるのに、日本ではサービス残業が当たり前。派遣労働は自由化され、今や若者の半分が非正規雇用という不安定な状態。最低賃金が低く、ダブルワーク・トリプルワークに追い込まれる若者。裁量労働制は業務は限られているが存在する。教員の長時間労働の問題…。若い人たちが希望を持って働けるように環境を整えることこそ大事なのに、こんなバカバカしい法案が成立する日本。
 
せめてまともに議論ができる政府をつくるために、私に何ができるか考える。あなたも考えよう。

私は恥ずかしかった

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仕事からの帰り、駅のホーム。白杖を持つ若い女性を見た。

左手に白杖、もう片方の手は若い男性の肩につかまっていた。

 

後ろ姿を見ただけで、きれいな人だと思った。

髪の色を明るくして、後ろできれいにまとめていた。

花柄のワンピースを着ていた。

私よりよっぽどおしゃれだった。

 

一瞬、思ってしまった。

あの服は誰が選んだのだろう

あの髪は誰がまとめたんだろう

 

バカなことを思った。

どんな人でもおしゃれはするのに。

誰のためでもない、自分のためにおしゃれするんだ。

 

私は恥ずかしかった。

明日、37になります

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明日、37歳になります。

 

毎年変わらない誕生日。

年をとるのは嫌だなあとなんとなく思う日。

今年はずっとこの日を迎えるのが嫌だった。

理由はわからなかった。

今日、理由がわかった。

 

私は誕生日を祝ってほしかった。

誕生を祝ってほしかったの。

たくさんの友達に。

生まれてきたことを、おめでとうって言ってほしかった。

わたしよりも、

あの子に言ってほしかったの。

 

お誕生日、おめでとう。

「サンドラの週末」見ました

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病気休暇中に自分が解雇されることが同僚の「投票」で決められたサンドラ。

同僚たちは、「ボーナスをもらう」か「サンドラを復職させる」かを選ばされたのだった。

なんとか週明けに再投票ができるようにこぎつけ、サンドラは自分に有利になるように、つまり自分が復職しボーナスはあきらめるほうに投票してほしいと同僚たちを説得する。

 

サンドラが多数派を作るために動く様子は、さながら労働組合を結成する時のよう。

同僚たちにも事情があり、また経営側の画策もあり、簡単にはいかない。

 「労組」という言葉は出てこないものの、そのお手本になるようなストーリーだと思います。「労組ってなに?」っていう人に、ぜひ見てほしい。

 

主人公サンドラは、同僚を説得するのに魅力的な言葉を持っていないし、すぐにくじけて泣いてばかりの女の子。

それでも説得にまわるうちに、だんだん変わっていく。

動かなかったら得られなかったものを得る喜び。

応援してくれる仲間、裏切り、罵られ、そしてまた仲間。

最初は声もうまく出せなかったサンドラは・・・。

 

爽やかな気分になるラスト。

「女性の自立」も大きなテーマだと思います。

カジノってどう思う?

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カジノってどう思う?

楽しそう?

観光客がたくさん来てくれそう?

たぶん、「カジノで稼げる」って思う人はほとんどいないと思う。

ギャンブルを仕事にしている人でなければ。

 

日本にカジノをつくろうっていう話が出ているんだ。いま、カジノ実施法案が国会で審議されている。

カジノを作れば雇用が生まれるという人がいる。

カジノを作れば観光客がたくさん来るという人がいる。

カジノで経済が活性化するという人がいる。

私はどの言い分も、一部の人のためとしか思えない。

「雇用が生まれる」なら、カジノで働く人より保育や介護をやる人を増やしたほうがよくない?

「観光客が増える」といったって、それと引き換えに治安も悪くなる。

「経済が活性化」ってのはひどい。カジノって負ける人が必ずいる。人の不幸の上に活性化する経済ってなに?

 

それに、ギャンブルで生活が壊れて苦しんでいる人がすでにたくさんいる。

政府は依存症対策をするというけど、だったらそもそもカジノなんか作らなければいい。

一部の人だけがもうかったり、経済さえ潤えば他はどうでもいいという考え方は、いよいよ捨てなければいけないと私は思うんだ。

ケン・ローチ監督「わたしは、ダニエル・ブレイク」見ました。2016年公開。

実は、ケン・ローチ作品を見るのは初めて。
ネタバレあります。
 
イギリスの田舎町(たぶん)で、ダニエルとケイティは出会う。
ダニエルは病気で働けない大工、ケイティは2人の子どもを育てるシングルマザー。
社会保障の不備のすきまにストンと落ちてしまう2人。
どう考えたってダニエルに落ち度はないし、ケイティには事情があった。でも2人を救おうとしない役所。
 
ダニエルは求職活動を始める。本当は医者に働くことを止められているのに、求職活動をしないといけないシステムだから。時間も労力も無駄だと思っているが、やらないわけにいかないシステム。ダニエルはこのあほくさいシステムを馬鹿にしながら、そして時には傷つきながら、言われた通りに求職活動をこなす。
システムの不備を正攻法で訴えても、なかなか聞き入れられない。ダニエルがとったこ行動は・・・。
 
失業給付の審査が民間業者に委託されたことから、そもそものダニエルの不幸が始まった。民間への委託は本当に良いのか?オンラインでの手続きは本当に効率が良くなったのか?とあらためて考えた。

「風は西から」読みました

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村山由佳さんの「風は西から」読みました。
 
 
日常を普通に楽しむ主人公たち。
好きな音楽を聞き、恋人同士でドライブする。
いつから歯車が狂ってしまったのか。
仕事の意欲に燃えていた青年は、いつしか「努力すれば壁は乗り越えられる」という考えが崩れていく。
 
いま話題の「過労自死」がテーマ。
わかったのは、誰も意見が言えない状況をつくると、企業のトップはひたすら自分よがりになっていくこと。
そして働く人を追い詰めた会社の責任。
 
この物語を読んで思うことは、「ブラック企業に勤めないように気をつけよう」じゃなくて。私は「経営者は働く人を守れ」と求めていきたい。