「ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー」(2014)
ぱっと見は、きゃわわな動物アニメかな?というビジュアル。
しかし中身はギャグ系ハードボイルドアクションです。
おそろしいほどの勢いがラストまで継続する。
大人も子供も楽しめる作品だと思う。
ストーリー展開としては、トンデモ系ハードボイルドなおっちゃん達のチームと、プロのエージェントチームがVSするような感じ。
でもしっかりペンギンなんですよね。
タコのデーブも良かった。ちょっとチャーミングでもあり、かつ悪役として手も抜いていないという塩梅が非常に好みのキャラです。
日本ではタコは食用にするからか全然邪悪なイメージはないですが、ヨーロッパの一部ではデビルフィッシュと言われる文化もあるそうなので、悪役なのはそのイメージもあるのかな?
作中では可愛いペンギンとやたら言われてある意味舐められているペンギンズ。
確かにペンギンはきゃわわだけど、そいつら絶対庇護対象とかじゃないやり手野郎どもやで…という感じで話は進む。
エージェント達もどことなく抜けててかわいい。
キャラクターが魅力的なのがいいね。
かつ、ストーリーはペンギンズ新人の成長物語として纏まっている。
テンポとスピード感がすごくいい展開で、ギャグ系トンデモ展開ともいう意外性もあり、視聴者を飽きさせない秀逸さ。
スノードームやチーズスナック等の小物の使い方も印象的でよく考えられている。
この作品は存在は知っていたけど、自分の中であまり優先度が高くなかったので初めて見た。なんか優しくて刺激が弱い話かなって思ってたから。
……もったいないことしてたなって!!思ったわ!!
アニメもあるみたいなので超見たい!と思ったらアマプラでは有料なのね。葛藤。