既に8月も半ばに差しかかろうとしています。
広島長崎の原爆の日
お盆
終戦の日
8月は過去と向き合う事が多い日。
子どもたちには楽しく夏休みを満喫して欲しいけど、大人は今一度社会の在りようを見つめる事も大事かなと思います。
なので、ワユキ的には社寺に足が向きがちな時期でもあります。
少し前に外国在住の友人と京都を旅しました。
Netflixで見た
『舞子さんちのまかないさん』
というドラマの中に出てくる祇園の風景と行きたかったお寺を見て回りました。
↑この辰巳大明神は祇園で働く人々の守り神
当に祇園のシンボルで多くの人が撮影していました。
京都は10年ぶり~~
やはり京都は魅力溢れる土地。
次回は一週間位ゆっくり滞在したいな〜
ここ数か月はこうしたプチ旅行をいくつかしていたのですが、
ここ最近のトピックスは
なんといっても
「寺カフェ」@恵比寿
少し前に知人を通して知り、
ようやく行ってこれました。
ワユキがこのブログで再三発信している
仏教界は死者の供養だけではなく、生きている人が苦しみから離れる術をもっと伝えて欲しい
という主張ど真ん中の場所でした。
場所は恵比寿駅から徒歩10分くらい
駒沢通り沿いにあります。
カフェを運営しているのは、
神奈川県の浄土真宗のお寺
「信行寺」さん
コンセプトはポスターにもありますが
「孤独に強くなる」
これは、少子高齢化の現代では必須の取り組みだと思います。
ワユキも地域で独居支援をしていますが
「身寄りがいない」
「天涯孤独」
この状況に陥いる人は、この先も増え続けます。
ワユキ自身とて例外ではなく、今は仕事を持ち家族がいて何かと忙しいのもあり、寂しさ感じる事は皆無だけど、ずっと同じではいられないのが人の世の常。
藤井風さんの
「ロンリーラプソディ」という曲の中に
孤独なんて幻想
という一説があります。
この歌詞の哲学は、
社会の相互依存や人の世の大同小異を表していて、ワユキも他者との向き合い方の一つの理想形として心に持っています。
でも現実はというと
「自己」「他人」「所有」「内外」という考え方が強すぎる現代では、孤独に苛まれる人は増える一方
地域社会を破壊するグローバリゼーションを好きになれないのも、人々を孤独感から解放する地域支援と真逆の方向に向かいがちだから。
何よりも日本は、防衛費(軍事費)を増額し福祉の予算を削り続けています。
で、結果、現状は民間頼み
でも、この寺カフェさんのように、全国に数多あるお寺さんが立ち上がり、独居だったり孤独を感じる人たちが集える食堂等を運営してくれたら、地域社会が活性化しますよね
そこに行けば話を聞いてくれる僧侶や仲間がいて、一瞬でも心が軽くなれたら。
大家族だったり、支える人の手や依存先を複数維持している人には分からない不安や焦燥感とどう向き合うか?
核家族化している現代で人々が
「自分は孤独じゃない、
一人じゃない」
という安心感を持ち続けるには、キッカケだったり、具体策として実社会が用意するリソース(社会資源)や施策が必要。
そうでないと、向精神薬やアルコールで寂しさを紛らわせる依存症の人が増えるばかり。
この寺カフェの試みや理念が日本中に広がりますように。
地域社会が活性化しますように。
孤独を抱える人が一人でも減りますように。
あちこちを旅して自分を解放しながら、地域支援に頑張ります
ゴータマさ~~ん