こんばんは~ ブッダ

 

 

北欧の旅から戻りましたてへぺろ

 

 

去年初めて訪れ、年一で行きたい場所になっています。

 

本当の北欧だと今はもう寒くてサウナなしではいられないんでしょうね照れ

日本の北欧は、今、当に紅葉が見ごろ。

楽しい時間を持てました。

 

 

霧

 

 

さて、ここ最近、過去読んでいた本をまた引っ張りだして読んでいる話を以前にも書きましたが、マークボイルの次に手に取ったのが日本の偉人である福岡正信さん

 

 

もう何度も読んでるのだけど、ここ最近の疲れ果てた脳と心にグサグサと刺さりまくる~恋の矢

 

沢山いる尊敬する日本人の中でも、宮崎駿監督と同じくらいに心にある尊敬スペースの大きな部分にいる人、農業家として生きた人です。

 

 

 

 

詳細は本を読んで福岡さんの哲学に触れて欲しいのですが、彼は、将来を嘱望されていた研究者の道を捨て、自給自足の道へ入った人。

どこかマーク・ボイルと重なります。

 

土地を汚す農薬や肥料を使わない農業に拘り、多くの国に招かれてその技法を伝授した人でもあります。


 

特に、インドやアフリカ等、天候が不順だったり、雨に恵まれない地域での活動を精力的に行い続け、粘土団子一つで無農薬の米を作り、その方法を世界中の無肥料無農薬野菜を作りたい人たちや砂漠化で食料難に苦しむ国々に伝授しました。

 

上の動画でも仰っていますが、外国での評価が高く、日本ではあまり知名度がなくて本当に残念えーん

 

南インドでも著名で、コリウッド(タミル映画)やトリウッド(テルグ映画)で活躍されているナーサルさんが来日された時に、福岡正信さんの話をされていた位、南インドでは有名な日本人なのだそう。

 

ナサールさん♡トリウッドの名作「バーフバリ」では宿敵バッラーの障害を持つ父役を演じられていました

 

 

 

この福岡正信さんの本は農業ノウハウ本でとは一線を画す、まるで哲学書のような内容。

 

人間と自然との繋がりについて、現代の科学をばっさりと切り捨てています。

 

人の行いとは、その人の精神性が如実に現れるもの。

 

言葉はいかようにも操れるけど、行動はその人の思想や精神性を隠せずに見事に表すもの。
そして、その行為行動によるカルマを背負って生きてゆく。

 

情けは人の為ならずを真に理解出来ている人は、利他的な考えに自分を導こうとするし、無暗に自然や他者を傷つけたりはしないもの。

 

福岡さんが広めた農法も「大地を汚さない無農薬無肥料農業」という手法よりもその理念に辿り着いた経緯、その精神性が前面に出る事は必然なんだと思います✨


ワユキは、生活の中、主に食生活にアーユルヴェーダの教えを取り入れています。

「サットヴァな食べ物」という考え方が好きな事もあり、特に植物(ハーブやスパイス、海藻も)全体に強い関心があります。

職場の庭で種から栽培しその実を収穫したりと、自分の口に入れる物や家族に食べてもらうものは、化学物質は出来るだけないものにしたいので、手を変え店を変え、試行錯誤しています。

 

美食は羨ましくも思う時もあるけど、質実剛健な暮らしには本来あまり必要ないですよね。

所謂、グルメっていう概念。

 

現代は、農業も遺伝子組み換えや掛け合わせで様々な品種を作り出しています。

果物も甘いし、甘さもいろいろな種類を作り出せます。

 

それが良くない事だとは勿論思わないけれど、福岡さんの自然農法とは真逆に進んでいる味に特化した農業ともいえます。

 

自然に任せていれば作物は自然と育つ

そこに人為的な不自然さを入れてしまい、土を汚し作物を貧弱にし、その作物を食べる自分たちを弱らせる。

 

加える事ではなく、循環させる事の重要性、大地や土を良くすることの重要性を福岡さんは言葉を替えて分かりやすく私たち消費者に説いてくれています。

そして、私たち消費者に自ら作物を作る事も勧め続けました。

 

どこか、ゴータマさん言葉を集めたスッタニパータに近い美しい合理性や信念を感じるから、こんなにも惹かれるのかなぁ~照れ

 

 

 

自然の一部としての自覚が現代の私たちにあるかどうか?

人がロボットにどんどん近づいているような気もする昨今。

 

 

福岡正信さんの本を手に取る日本人が一人でも増えていくといいなぁ~~~

 

そして、その思想が世界に広がってゆきますようにお願い

 

 

人間の食とはその人の生き方そのもの栗

善良であれ、善良でいたい

ゴータマさぁぁ~~~ん ブッダ