こんばんは~ ブッダ

 

 

趣味の一つである読書本

 

インスタの方にもあげましたが、ここ最近読んだ本の中で一番心に響いたのが初期仏教(原始仏教)徒である

スリランカ人アルボムッレ・スマナサーラ師の

 

『怒らないこと』

 

↑今、SW(スターウォーズ)新シリーズが絶賛配信中なので、ヨーダと共に。

 しおりは今日のお題「怒り」で一族崩壊の戦いを描いた「マハーバーラタ(インド神話)」から。

 May The Forth be with uお願い

 

 

ここでも何度か記事にしていますが、

ワユキはこのコロナ騒動の2年間、冷静にデータと向き合い対策を決めていた国スウェーデンとは逆に、

人々の自由な活動を抑制し、特に子どもたちの生活を大きく変えてしまった日本日本の感染症対策に憤りを感じ続けてきました。

 

冷静な国スウェーデン等は、特に子どもたちの生活(学校等)には細心の注意をはらって感染対策を講じてきていましたが、

我が日本は子どもや若者を感染源として糾弾し「高齢者を守る」の旗頭の下、彼ら若い世代の生活に制限をかけ続けました。

 

 

最近になって、ほぼ全ての対策が「無駄な抵抗」との論文が多数出始めていますが、

過ちを認めると多額の損害賠償を被る国は、日本の過剰な感染対策で人生を変えられた多くの人に謝罪しないどころか、

有耶無耶にしようとしています真顔

 

子ども達はマスク依存症となり、人前で素顔を晒す事に抵抗を感じ始めている始末ショボーン

 

これに憤るなという方が無理で「仕方がなかった」なんて、手前勝手な他人事にしている多くの当事者見ると、

体の中で何かがふつふつと煮えたぎり、頭にカァーっと血が昇るのを感じますメラメラ

 

 

でも、この本は、その怒ってる状態にいる自分を

「今、自分は怒っている目」と観じ、ひたすらその怒りを収めるようにしなさいと諭します。

 

怒りは、自分を燃やし自分を壊し、人間関係をも壊し、国をも滅ぼしてしまうから、と。

冷静さを求められる政治家の周囲には常に参謀(頭脳=頭冷やさせる係)が多数いる、と書かれています。

 米国の大統領は核のスイッチ持ち歩く都市伝説もありますもんね~凝視

 

 

 

怒りの克服は、個人のミッションの中の最重要課題であり、生命全体の願いであると🌎

 

 

怒りを感じたら

「怒る自分は無知だ」「合理的にものを考えられない愚か者だ」と、怒っている自分を徹底的に批判しろと、諭します。

 

「怒る」という、自分や人を壊す行為を自らに許す人間は、愚かで無知だと断罪しています。

 

 

怒らずに「説明」をし「こうすれば良いと思うよ」と提案をし、静かに話し合えと。

勿論、良くないと思う事はキッパリと「良くない」と言えと。

そこに怒りは必要なく、ただ、冷静に「良くない」とだけ伝えろと。

智慧が働いている時に人は決して怒らない、

怒りの感情に流され知恵を捨てている状態が怒っている時で、それは人の行為の中で一番愚かだと、本の中で何度も何度も訴えています。

 

 

他にも

 

「怒った自分は負け犬」

臆病で弱い人間ほどよく怒り、偉そうにしている。

 

「笑いは強者の証明、怒りは敗北者の烙印」

怒りの感情に負け人を罵り続けるのは敗北者の人生。

このような人は失敗の連続になっていく。

 

例として、

「能力の感じられない上司が部下を罵る」という状況をあげています。

そういう時も「この人はもう若くなく更に能力もない。それで自分が心配で人を罵るのだ。この状態から救ってあげたい」

と黙ってその人の話を聞いてやれ。

相手は自分の中のゴミを他者を罵る事で放出しているだけだから、出させてあげなさい、と。

ただ、そのゴミを拾って自分の中に入れない=怒りを貰わないようにする事だけには気を付けろと。

その人のゴミを拾いそれで自分も怒ってしまったら、今度は自分の負けなんだと。

常に勝者でいて下さい、と諭します。

 

 

まあ、実際、これが出来る人がどれくらいいるか分かりませんが、

怒る人を前にした時に「負け犬の遠吠えなんだ。聞いてあげよう」と思う位ならなんとか出来そう・・・??ガックリ

それが自分への罵りであっても、冷静でいられるかは分からないけれど・・・・うーん

 

 

 

ダルマ

 

 

今回のコロナ騒動で考えを新たにしましたが、国という個人の集合体を合理的に動かす、

という事が、そもそも「和」とか「空気読み」で討論を避ける傾向のある日本人は苦手なのかもしれません。

 

欧米は高校の授業で人との討論をしっかり学ばせるようで、日本はこういった討論や自己主張を笑顔で行うよりも、雷父さんみたいに怒りで人をコントロールする人(主に男性)や、クレーム(ある種の怒り)等で自分を通そうとする人が多いように思います。

後は得意中の得意の「有耶無耶」で宙ぶらりんな感じ凝視

 

 

一応先進国なのにブラック企業が多いのも、法の下で冷静に人の行動を「それ違法だよね?おかしいよ」と指摘したり、問題解決する人が少なく、「我慢が美徳」と頑張るから。

我慢の先に待っているのが怒りと人間性の破壊だとしたら、美徳=美しくはないと思うのだけどうーん

 

負け犬の遠吠えを寛容に許すまではいいとして、その負け犬が負けを認めず更にその自分を強化している社会、って感じ?

これっていいのかなぁ~~~・・・あせる

 

 

 

コロナ騒動2年。

国の理不尽を「国(という個人の集合体)が出し続けるゴミ」と捉え、この本で推奨しているようにそのゴミを引き受けず笑顔でかわしたい。

 

理不尽には怒らず冷静に正々堂々と法律で対抗し、自分の中の倫理や正義と愛情とで向き合おうと思います。

 

 

笑顔で冷静に合理的に照れ晴れ

感情の波をうまく乗り切るゴータマさんのようにいられますようにお願い