こんばんは~
節分と立春、旧暦のお正月( 太陰太陽暦 の1月1日)が過ぎ、
ようやく動きたい気持ちが少~~し出てきました
それもそのはずで、今日から5連休~
そして、今日は 猪年の亥の日🐗
ということで、旧暦元旦が過ぎたら早々に行こうと企んでいた場所に行ってきました。
それが
上野アメ横の 摩利支天 徳大寺
日本三大摩利支天だそう。
以前から存在自体は知っていたのですが、詣でたのは初めて。
今年の干支が 猪🐗 な事と、
Surya(太陽神)のマントラを勉強し始めたのが参拝のキッカケです。
何故、太陽神Suryaと摩利支天が関連あるかというと、
摩利支天は、リグ・ヴェーダの暁の女神ウシャスにルーツがあり、
それがインド仏教後期のインド密教で マーリーチー女神 に変化し取り入れられた、
という推測が学者さん達の間で言われているから。
リグ・ヴェーダの女神ウシャスは、太陽の 光線 を神格化したもので、
マーリーチー は、月や太陽の光線 の意だそう。
リグ・ヴェーダ時代にルーツがあるとなると、
インドでもかなり長く信仰されていた神格という事になりますね。
星空の中、まず女神ウシャスが現れマーリーチー(光線)によって空が白み始め、
その後にSurya神(太陽)が現れる。
太陽が昇ってくる前、空が段々と明るくなるさまをも神の恵みとした
古代の人々の純粋性と感性が本当に素敵~~~
ワユキも、一日の中で 日の出 と 日暮れ
早朝と夕方の時間が一番好きで、
バリ島でも必ずこの時間帯は太陽と共に海や山を眺めて過ごしています。
日本の日常では絶対に持てないとても贅沢な時間です
話が逸れました・・・
さて、その古代の女神・ウシャス(マーリーチー女神)ですが、
現在では、その女神信仰はあまり主だっていないように思います。
日本の仏教に取り入れられた摩利支天(マーリーチー女神)は、
後に武士に信仰された守護の神となっていったし、
ヒンンドゥーで太陽光線の神格といえば、ビシュヌ神 が中心。
ただ、ワユキにとって今年は、太陽 をとにかく崇めたい気分なのと、
今年の干支の猪がヴィシュヌの化身(ヴァラーハ神)の一つでもある事が重なって、
マーリーチー女神の日本でのお姿である 摩利支天 を詣でたというわけです。
前置き長くなりました
徳大寺の場所はJRからもよく見えるアメ横通り沿い。
特別に大きなお寺さんではないけれど、
アメ横商店街のごちゃごちゃした混沌さに一切巻き込まれる事なく、
神聖さを保っているのに活気があって
入った途端に 「おぉぉ~凄い」 と思いました。
掃除もとても行き届いており、ご開帳前には鐘を突いてくれて有難みも満載
↑猪年なのでしっかり触らせて頂きました
↑ 実はご開帳されても摩利支天像は小さくうっすら見えるだけ。
なのでポスターの写真を撮らせて頂きました。
しっかり猪に乗っています。
そのお姿は、やはリ女神ではなく戦いの守護神っぽい
↑母の為に頂いた御守り
↑御朱印ゲット
開帳された摩利支天様に参拝できた感謝と高齢の母の健康を祈り、
徳大寺さんを後にしました。
その後、お約束の ヴェジハーブサーガさんでランチ
↑頼むのはいつもミールス ここのプーリーはマジウマです。
ワユキはインド飯に付いてくる「揚げてる小麦」はいつも半分も食べられないのですが、
ここのは全部食べられる~ 油が良いのだと思います
↑今日のランチのメニュー 選べるカレーはKadai Vegを頂きました。
と~~っても美味でした
ここは店名の通り、全てベジでノンベジはありません
暖かな陽気の中での久々のお出かけ。
お日様をいっぱい浴び、美味しい食事を堪能し、充実した一日となりました。
摩利支天さまが女神ではないのはちょっぴり残念だったけど、
母の健康の為に強い強い神様に守って頂けるのは心強いです
年内の亥の日に再度訪れたいと思っています。
感謝