こんばんは~ブッダ

 

 

南インド ・ 世界遺産ハンピへの旅

 

前回の記事 の続きです。

 

 

 

 

旅行記をUPする前にちょっと歴史を紐解いてみます。

 

 

ハンピは、元はヴィジャヤナガル王国という南インド一帯に広がる王国で、

 

今現在のハンピバザール周辺は、王国の都だった場所。

 

↑ハンピのシンボル  ヴィルーパークシャ寺院(現役のシヴァ寺院)

 

 

そのヴィジャヤナガル王国を繁栄させたのが

 

クリシュナ・デーヴァラーヤ(1509年即位)という君主。

 

 

このクリシュナ王はヴィシュヌ神に深く帰依し、先日 記事 にもした 

 

ティルマラのバラジ寺院(ヴェンカテシュワラー神)に多くの寄進をするなど、

 

手厚く保護していたそう。

 

 

ティルマラは、ヴィジャヤナガル王国と深く結びついた場所だったという事ですね。

 

 

 

ハンピ(ヴィジャヤナガル王国)の歴史については、

 

インド渡航前にさらっと紹介文を読んではいましたが、

 

地図で見てもハンピとティルパティは距離的に結構あるので、

 

ヴィジャヤナガル王国とバラジ神の繋がりを知ったのはハンピを訪れた後。

 


 

両者の繋がりを全く知らなかったにも関わらず、渡航直前に、

 

バラジ寺院参拝の後にハンピを訪れる旅程に変更した事が今尚不思議で、

 

この2つの場所への  を感じています夢

 

 

↑ヴィジャヤナガル王国の歴史についてはこの本を参考にさせて頂きました<(_ _)>

 

 

 

 

蓮

 

 

 

さて

 

前回は、バンガロールから空路で最寄り空港へと到着したところまで書きました。

 

 

 

空港には宿からのお迎えを頼んでいました。

 

 

無事にドライバーさんと会え、車で1時間程で宿へ到着。

 

 

空港からハンピ市街への周辺の景色は、

 

バリ島かと錯覚させられるようなのどかさ満載の田舎道ヤシの木

 

 

↑ピンボケ~汗

 若者が(ドライバー氏)とにかく飛ばす飛ばすでシャッタースピード追い付かずあせあせ

 

 

 

 

今回は、ハンピ遺跡群に近いハンピバザールに宿を取ったのだけど、

 

この辺りの宿は、皆、簡素なところ多いのが特徴。

 

ワユキ達の宿も、ここ15年程は遠ざかってた感じのお宿。

 

↑日本でいう民宿、インドネシアでいうロスメンクラスのお宿。可愛くて簡素。

 部屋の中は外観よりももっと簡素で写真を撮る気はゼロ汗

 

 

 

 

 

↑宿の屋上から寺院と遺跡群を見る

 

 

 

 

 

↑ヴィジャヤナガル王国の歴史・ヴィルーパークシャ寺院内

 

 

↑ハンピは広大なのでオートリクシャで遺跡巡り

 

 

↑リクシャドライバー&ガイドの ラクシュマナ

 名前を聞いてビックリびっくり!! (どこまでいっても今年はラーマーヤナ)

 

 

↑何故か相棒ではなくラクシュマナ君が撮ったヴィッタラ寺院の山車とワユキ

 相棒とラクシュマナ君は2人並んでこっちを見てた・・・・汗

 

 

 

ハンピは本当にのどかな場所で、ここがかつて強大な軍事力を誇り

 

南インド全体に勢力を拡げていたヴィジャヤナガル王国の首都だった面影は

 

ほとんど感じられません。

 

 

 

それもそのはずで、強大な勢力を誇ったヴィジャヤナガル王国も、

 

名君であったクリシュナ・デーヴァラーナを失い、

 

内紛、周辺王国、襲い掛かる外敵(モスリム軍)に脅かされ、

 

徐々に力と領土を失っていきます。

 

 

 

そしてついに1565年の戦いで王国はモスリム連合軍に敗れます。

 

当時の王である ラーマ王 は去り(処刑)、都は徹底的に破壊されたそう。

 

 

 

放り置かれたまま廃墟のようになってしまったヴィジャヤナガル王国。

 

 

その建造物群を修復する計画が始まったが1981年という事なので、

 

400年もの長きにわたり放っておかれた後、

 

1986年に世界遺産登録にまでこぎつけたという

 

映画になりそうな物語を持つ場所でもありますきらきら

 

 

↑ ロータスマハル  王族の避暑の建物

  ヒンドゥーとイスラーム建築の合わせ技の珍しい建築物だそう

 

 

 

歴代の王達は、イスラーム勢力や周辺王国との戦いに明け暮れた日々の中で、

 

ティルマラのバラジ寺院(ビシュヌ信仰)に救いを求めていたのかもしれませんね。

 

 

 

蓮

 

 

 

今回ワユキがここを訪れた目的は、

 

インドの田舎町でのんびりする事でも、寺院を参拝する事でもなく、

 

昔々に栄えた王国の遺跡を訪れ、ヒンドゥーの神話(主にラーマーヤナ)を体で感じること。

 

↑ハザーララーマ寺院 (ヴィッタラ寺院同様にどーしても来たかった場所祈る

  この寺院については後日、熱込めて改めて記事にしたいと思ってます弓矢

 

 

 

まず、バラジ神に呼ばれ、

 

そして、ヴィジャヤナガル王国の地に呼ばれた今回の旅キラキラ黄色

 

 

 

写真はここにUPした以外にも本当に沢山撮ったのですが、

 

ラーマ寺院のレリーフ、クリシュナ寺院や神々の像の写真UPは

 

思うところがあり自粛とさせていただき、

 

自分の胸の中に大事に大事に留めたいと思います(スミマセンぺこり

 

 

 

 

弓矢

 

 

 

長く心にあったけど、

 

イメージの世界を抜け出し実際に入り込みたいとは全く思ってこなかった

 

ヒンドゥー神話の世界ミラーボール

 

 

 

そこを抜け出すキッカケを貰って、勢いだけで訪れた南インド。

 

 

 

ワユキ的なクライマックスで訪れたティルパティとハンピから感じたものは、
 
昔々にジョグジャとバリで感じたインスピレーションに匹敵する位のもので、
 
帰国後の今もじわじわと心に沁み込み続けていますflower*
 
 
 
きっとまた行くのだろうなぁ~~~飛ぶ
 
 
 
日本で、さらに歴史とヒンドゥー文化を勉強し、次回の旅に繋げたいと思います。
 
 
 

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