こんばんは~ブッダ

 

 

 

前回少し書いた敬愛する中村元先生の 『原典訳・原始仏典』を読み進めています。

 

 

 

 

ゴータマ・シッダールタ(以下ゴータマさん)の

 

お言葉集(経典)を中心に偏した原始仏典ニカーヤには5つの種類があるそうですが、

 

この仏典は「クッダカ・ニカーヤ」からのものが中心の構成。

 

 

古代インドを生きたゴータマさんの言葉集である原典の日本語訳なので、

 

イメージし難い箇所も多々。

 

 

 

 

でも、「ジャータカ」に編されている

 

ゴータマさんの過去世でのエピなどはかなり面白く読めるし、

 

帝釈天(インドラ)が出てきたり

 

ヴェーダ聖典やマハーバーラタの日本語訳に近い部分もあるので、

 

 

「古代インドのものを今の日本語にするとこうなるんだな」

 

 

と思いながら想像力をマックスにして読んでいます。

 

 

 

 

 

ワユキはゴータマさんの元々の思想は

 

バラモン教を大きく否定しているもの(特に平等主義の部分)だと思っていて、

 

そこを原典訳ならもっと強めに繰り広げているのかと思っていたのだけど、

 

この原典訳・仏典を読む限りでは、

 

バラモン教を(敢えて)強くは否定せずに、

 

矛盾に思う部分にゴータマさんの考える正しいと思う思想を当てはめて

 

周囲の人々やバラモンをも諭すような傾向があるように思いました。

 

 

 

ゴータマさんご自身も、出家前の王子時代はバラモンから勉強を教わっていたそうだし、

 

バラモン教の教えであるヴェーダの思想が社会の隅々にまで染み込んでいたわけだから

 

当然といえば当然なのかもしれません。

 

 

 

 

それでも、看過できないようなお言葉もあちこちにあせあせ

 

 

以前にヒンドゥー教聖典であるマヌ法典を読んだ時に

 

 

「はぁっ?怒り

 

とか

 

「おいおい・・・汗

 

って感じた事を思い出させる記述もままあります。

 

 

 

 

例えば、ゴータマさんの女性への目線

 

「婦人」という章では

 

 

 

アーナンダさん(側近のお弟子さん)に向かって

 

「婦人は怒りやすく嫉妬深く愚か」

 

と仰っていますガーン

 

 

 

手塚ブッダでも、ゴータマさんはモテまくっていたので、

 

数々の誘惑や

 

そこにまつわる揉め事に巻き込まれたりした事もあったのかもわー

 

 

 

男子がよく言う

 

「女ってめんどくせー」

 

っていうのの一つなんでしょうかね。

 

やはり、異性の存在はいつの時代も修行の妨げなのですね・・・汗

 

 

 

でも

 

「婦人といえどもある人々は実に男子よりもすぐれている」

 

とも仰っていて

 

「女性だから劣る」 

 

という男尊女卑的な考え方がゴータマさんの中にはなかった事も伺わせます。

 

 

実際、仏典には尼僧(女性の出家者)の言葉集も存在していて、

 

古代っていう時代を考えても他の宗教が男性優位だったり女性を排除していた中、

 

かなりフラットな価値観を持っていらっしゃったように思います。

 

 


 

 

そして、ヘタレなワユキが

 

「この教え絶対に無理・・・汗

 

って思ったのがココ

 

 

 

これは無理~~~号泣

 

 

男女ともに美しい人を見るの好きだし、

 

自分でも染色作品を作るのが趣味のワユキは、

 

アート作品を見たりするのも大好き。

 

 

 

 

でも、確かにこの

 

 

「美しいものが好き」

 

 

っていう人間の感情は美醜差別を生むことにも繋がるので、

 

執着や過度の愛着から離れる事を推奨するゴータマさん的には 

 

 

「禁」

 

 

となるのですよね・・・・号泣

 

 

 

こうしていくつかさらっとなぞっただけでも、

 

原始的な仏教の厳しさをひしひしと感じます涙

 

 

 

 

現代の日本の一部のお坊さん達のような

 

「お酒も女性もOKバンザイ」のゆるさは

 

ゴータマさんの頭の中には一切なしっ!!休め

 

 

 

 

スターウォーズでも、ジェダイは恋愛御法度でした。

 

「だから、アナキンとパドメはコソコソ結婚してたよな・・・」

 

読みながらそんな事まで思い出してました爆笑

 

 

 

 

蓮

 

 

 

それにしてもゴータマさん・・・・

 

 

容赦ないわぁ~~~

 

苦行は否定しても、心の問題にはめっちゃ厳しい~~~涙

 

 

 

でも、だからこそ 美しいぃぃ~~キラキラ黄色

 

 

 

自分が行うことは難しいと思ってしまうからこそ

 

その厳しさの中にある美しさに引き寄せられるのかもしれませんね大仏

 

 

 

 

小説のようにスラスラとは読めないのだけど、

 

以前読んだ解読版の助けを借りながら、ゴータマさんの生の言葉に少しでも触れるべく、

 

どうにか頑張って読み切りたいと思います腕。

 

 
 

 

 

ブッダ

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