こんばんは～
表題を見て「おぉ～～～
」っと思った方とはお友達になれそう。
ワユキは、密教の空海さんやイスラームのルーミー、聖書の他に
ヒンドゥーの聖者の何人かを書物を通してですが 「師」 としています。
ジョブスでも有名になった「あるヨギの自叙伝」 の ヨガナンダ師
そのヨガナンダの師である ユクテスワ師 （以前記事にもしました）
そして 常に心にしっかり座っているのが今回のお題の
ラーマクリシュナ師
ラーマクリシュナ師を最初に知ったのは
ユクテスワ師の「聖なる科学」を読んだ少しあと位で、
「ラーマクリシュナ」堀内みどり著 との出会いからでした。
とにかく言葉の数々が心に刺さりまくり～～～
以下に少し抜粋してみます。
「砂糖も土も様々に姿を変える。
しかし、それが砂糖や土である事に変わりはない」
「神が有形である無形であるといって、異なる信仰を侮ってはいけない。
神（ブラフマン）は、人間のそれぞれの段階や傾向、
人間の要請にによって姿を変えるのだから。」
「本当の事を教えてあげよう。
様々な求道者、様々な時代、様々な国に合うように
神がさまざまな宗教をお作りになった。
全ての教義は数多くの道であるに過ぎない。
だが、道は決して神自身ではない。
本当にひたむきな信仰を持ってさえいれば、
人はどの道を通っても神に到達する事が出来る。
信じた宗教に間違いがあったとしても、誠実で熱心でさえあれば、
神自身がその誤りを直してくれるであろう」
「自分の道だけが正しくて、他の人々の道は誤りだらけだ、などど決して思うな」
「同じ水でありながら、水はさまざまに呼ばれる。
ウォーター、ヴァーリー、アクア、パニ・・・
そのように永遠の実在・知識・歓喜は、
ある人からは神、ある人からはアッラー、
ある人からはハリ、ある人からはブラフマンと呼ばれる。」
こうしてラーマクリシュナは、「真実は一つ」を他の宗教にも当てはめて、
それぞれの宗教は、それぞれ自分の宗教のみの正しさを主張せず、
互いに尊重し合う事を説き続けました。
なぜなら、どの宗教も「一つの真理」の多様な現れ方に過ぎないと
様々な宗教の教えを実践したラーマクリシュナは確信を得たから。
ワユキは、幼稚園から仏教系で、
10代に曹洞宗の永平寺に観光修行に赴いたり、
祖母と母も信心深い人だったのもあり、幼少から仏教が身近にありました。
その後、アメリカへ留学した友人を通してヒンドゥーを知り、
バリへの渡航でバリヒンドゥー、ジャワへの渡航でイスラーム、
友人の信仰に付き合って教会での礼拝や聖書勉強会、
そして、最後にハタ・ヨーガと出会ってヴェーダの学び開始
という感じで簡易的ですがグルりと巡ってきています。
そのどの宗教にも様式美があり、どの教えにも正しさを感じました。
表現や戒律に違いがあれど伝えてる事は似ていると、
自分の信仰以外の他の信仰に関心を持った事がある人ならば、
直感で感じた事があると思います。
神奈川県の逗子に、日本ヴェーダーンタ協会という場所があります。
ヴィヴェーカーナンダらラーマクリシュナの弟子たちがその教えを伝える為に開いた
インドのコルカタ（カルカッタ）に本部がある組織、
ラーマクリシュナミッションの日本支部です。
ラーマクリシュナの弟子のヴィヴェーカーナンダ
ここは、ギーターの勉強会を主催したり、プージャや奉仕の活動もされています。
カルマヨーガ（奉仕活動）を重要視しているのも特徴的。
ワユキは、ハタ・ヨーガやラージャ・ヨーガは細々と行っていますが、
実はカルマ・ヨーガの活動が好きで、現在の仕事もその延長線上にあるもの。
エゴをなくし結果を顧みずに行う、という理想には遠いですが、
寄付や献金をする事も立派なカルマ・ヨーガだと思っています。
このラーマクリシュナミッションを通じ、
日本語で多数のラーマクリシュナの教えに触れる事が出来る事が
本当にありがたい～～
ワユキは研究者ではなく実践者
本を眺めてあれやこれやと蘊蓄語るタイプの人間ではないので、
これからも学びを深めながら、
日々の生活の中にヴェーダンタの教えを取り入れて暮らしてゆきたいな
真理はひとつ
聖者たちはそれをさまざまの名で呼ぶ
－リグ・ヴェーダ-
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