「ペットの薬膳」その1 | 佐藤貴紀のペットなんでも相談室

佐藤貴紀のペットなんでも相談室

獣医師の佐藤貴紀の公式ブログです

最近、トッピングフードが注目を浴びています。

その中でも「ペットの薬膳」はお薬やサプリメントを

使うのではなく「食」から体の健康を考えていると言う

事で良く、質問されます。

 

これから薬膳での季節分類「五季」と

季節ごとの薬膳食材体調管理法について情報の発信を

していきたいと思います。

 

薬膳では季節を一般的な

四季」ではなく「五季」で考えています。

下記になります。

 

 春:2〜5月(立春から立夏)

 夏:5〜7月中旬(立夏から大暑)

 長夏:7月中旬〜9月(大暑から白露)

 秋:9〜11月(白露から立冬)

 冬:11〜2月(立冬から立春)

 

最近は季節関係なく、様々なお野菜が食べられますが

昔はその季節にしか食べられない「お野菜」がありました。

実は、その季節にたっれると言う事は、そのお野菜に

役割があるからなんです。

 

例えば「夏」」です。

薬膳では夏は「心=心臓および循環機能」の活発になると

考えられています。

身体がほてり、暑さがこたえる季節だからです。

 

例えば、夏に取れる「きゅうり」。

きゅうりは下記の効果があると言われているのです。

 

身体の熱をとる

毒素を排泄する

便通を良くする

 

身体の熱を取る効果があるのなら

この暑い夏にはぴったりです。

「きゅうり」を使ったトッピングを考えると

いいかも知れません。

 

ただし、適量がありますので

獣医師にご相談くださいね。