盲導犬を見たら、絶対にしてはいけない事とは??? | 佐藤貴紀のペットなんでも相談室

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先日、ネコバスを拒否された盲導犬。

今、調査を始めているそうですが

盲導犬と出会ったときにしては

ならないことがあります。

 

「触らない」

「声をかけない」

「目をじっと見ない」

「食べ物を与えない」

 

つまり、犬の気を引くようなことはしない事なんです。

電車内や信号待ちをしている時に、おとなしくしている

盲導犬を見るとつい「いい子ですね」と声をかけたり

頭をなでてあげたくなりますよね。

 

実はその行為はNGなんです。

 

犬たちが伝えてくれる動きの一つひとつに対して

実は意味を持っている為です。

ちょっとよそ見をされてしまっただけでも

『あれ? ここに何かあるのかな?』

 

止まったら止まった事で

『ここに何かあるのかな?』

と考えながら行動するように訓練されているのです。

 

よって盲導犬たちの気を引くようなことはしないで

あげて頂き、見守ってあげてくださいね。

 

ただ、目に障害を持っており

「迷っているのでは。。。」

と感じられていた時には、ご本人に「何かお手伝いできることはありすか?」

とお声をかけてあげる事はOKです。