ねこちゃんのごはんについて(74)手作りごはんで必ず必要な「栄養素」とは…? | 佐藤貴紀のペットなんでも相談室

佐藤貴紀のペットなんでも相談室

獣医師の佐藤貴紀の公式ブログです

愛猫に手作りごはんをあげる時には「栄養素」が大切だと言う事は

違zん、ここでもお話をしていますよね。

必ず入れていたきたい栄養素があります。

 

それは…

多くの肉・魚などの「動物性たんぱく質」です。

 

どのくらいの量が必要かといいますと

肉魚(動物性たんぱく質):野菜:穀物(炭水化物)=6:3:1がベースの量です。

 

タンパク質の他に忘れてはいけないのが

カルシウムと必須脂肪酸です。

 

カルシウムは、筋肉を動かしたり神経伝達に必要であり

実はねこちゃんの身体の中で作ることができない栄養素の1つです。

なので食べものから摂取しなければいけません。

 

よって、手作り食をすると、タンパク質の摂取が多くなる為に

リンが高くなるのですが、カルシウムとリンは1:1で

バランスをとる必要があるのです。

 

また、や魚の骨を低温調理器具でホロホロにしたり

卵殻を細かく砕けば天然サプリメントとして

トッピングすることで取ることもできます。

 

猫の体内で作られない必須脂肪酸は

オイルで補うことができます。

 

癌予防や血液の流れをよくする

オメガ3脂肪酸はカラダの中で作られないので

アマニ油、エゴマ油を少量ふりかけてあげても

いいかもしれまんね。

(与える時にはかかりつけ医に必ずご相談下さい)