中止となった5月10日(日)能楽堂公演のチラシと教室案内(現在休止中につき)を取り外してきました。

コロナが入り出した頃、舞台が行われる5月はもう大丈夫でしょう!と思っていました。出演者みなそう思っていました。琵琶の先生宅のお稽古場で2月の舞台練習のときは、私の仕事先の中国人の女の子(詩吟のお弟子さんで日本定住)が大学の春休みに故郷の遼寧に行くのを楽しみにしている話などして彼女も我々も危機感も大きなものではなく、台本の練り直しなどしながら尺八、琴、琵琶、吟詠、語りなどの練習を二時間ほどしました。

ウィルス感染の拡大の恐ろしさを思い知りました。私は、自粛の三つの密を守らないといけない!ゴールデンウィーク辺りは強い自粛呼び掛けが発令されるのではないかと思い(この舞台公演はできないのでは?)と意見を出しておりました。中止はすぐには決定されず、3月4月の何日か仕事の休みをとっての練習日は(電車に乗っての移動)(お部屋に集まって)(特に私が担当する高唱、発声)←やってはいけないと思い悩んでおりました。舞台側から休館が伝わってくるのを願いました。
詩吟の教室においては、休館となっていない場所でも(ご近所にご迷惑をおかけしたくないのでお休みします)と申し出て会場の貸し主さんに感謝されたというケースを聞いて、会員さんや周辺の住民さんの命を守ることを最優先された指導者は立派だと感じました。
演ずる者が健康であっても、お客様お一人お一人の移動手段、お一人お一人のご家族からの心配・・・

ステイホーム!守りたいです。