サヘルローズさん。 | キッカ。のブログ

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節分、終わっちゃったねぇ~。

 

 

終わっちゃったねぇ~。

 

 

恵方巻とかいっぱい売ってたんかねぇ~(自粛してるからわからんw)。

 

 

売ってたんかねぇ~。

 

 

恵方巻実はそんなに食べたことないので、

 

 

毎年食べよう!と思ってたらコロナたん優先席ですので、

 

 

うひゃ~~~。

 

 

 

 

ということで、

 

 

皆さんこんにちは。

 

 

教会でボケーっとしたくてしょうがないキッカでございますw。

 

 

寒い中の教会、

 

 

好きなのw。

 

 

寒くて底冷えするのわかってるんだけど、

 

 

真上には鮮やかなステンドグラスと十字架w。

 

 

たぶん僕、一日中いられるw。

 

 

というか教会に住んでもいいwww。

 

 

普通にクリスチャンの皆さんには迷惑だろうけどw。

 

 

 

 

 

 

ところで話は大きく変わりますが、

 

 

昨日お話させて頂いたサヘルローズさんについて。

 

 

たぶんテレビでもちょこちょこ出られる方なのでご存知の方も多いですよね?

 

 

数年前TEDに出演し日本語で演説もしていますが、

 

 

サヘルさんご自身の体験談、実はもっと色々あって波乱万丈です。

 

 

とても品のある風姿ではありますが、

 

 

サヘルさんは見ておわかりの通りイラン出身のペルシャ人です。

 

 

4歳まで両親、サヘルさん含む14人の大家族で暮らしていたわけですが、

 

 

その家族関係も機能不全家族状態だったそうで、

 

 

お母さんは麻薬中毒、お父さんとは血がつながってない関係だったのだとか。

 

 

だから決して生まれたときから幸せな環境ではなく、

 

 

それに追い打ちをかけるようイラン・イラク戦争が勃発。

 

 

サヘルさんの住んでる町が空爆を受けて(街自体が壊滅状態だったそうです)、

 

 

奇跡的にサヘルさんのみ瓦礫のなかで生き残り、孤児になってしまいますが、

 

 

その時救助ボランティアであった女性が現在の養母であるフローラさん。

 

 

サヘルさんはしばらく孤児院で過ごすことになりますが、

 

 

定期的にフローラさんが訪問していたそうです。

 

 

ただ、孤児院での生活も大変そのもの。

 

 

みんな戦争で親がいないとか虐待受けて育ってるようなことが日常茶飯事なので施設内に入りきらないわけです。

 

 

当然生活は息苦しくなるくらい狭く閉鎖的。

 

 

なおかつ食料も足りないので争奪戦。

 

 

そういうこともあって孤児院全体も常に喧嘩が絶えない感じで、

 

 

時には満足に寝れない時もあったのだとか・・・。

 

 

 

 

最終的に養母フローラさんが我が娘のように家族として引き取りますが、

 

 

ここでまた新たな問題が発生してしまうんです。

 

 

養母のフローラさんの方ですよね。

 

 

当時イランでは民族の風習上養子を迎えることはタブー視されていたそうで(血筋にこだわる)、

 

 

それをきっちり守るのが当たり前という風習にフローラさんのご家族が縁を切ってしまい、

 

 

一族からも追放され、家を追い出されるんです。

 

 

 

 

結局フローラさんもサヘルさんも行き場がなくなってしまい、

 

 

たまたま日本に留学していたフローラさんの婚約者を頼りに日本に来日する訳ですが(サヘルさん当時7歳)、

 

 

続く時って続きますよねぇ~・・・。

 

 

最初はその男性とフローラさん、サヘルさん3人で暮らし、

 

 

サヘルさんも小学校に通い始めるわけですが(確か埼玉県の志木だったかな?)、

 

 

この婚約者の男性がDVするようになってしまい、サヘルさんにまで虐待するようになるんです。

 

 

それに耐えられなくなって逃げるように家出るんだけど、

 

 

二人とも日本語がまだよくわからない加え、仕事もないわけですよね。

 

 

最終的に公園でホームレス生活を送るんです。

 

 

遊具やベンチのところで寝て、

 

 

スーパーの試食コーナーで飢えを凌いだこともあったのだとか。

 

 

同時にサヘルさんもサヘルさんでホームレスをしていたことや、

 

 

日本では珍しいペルシャ人という理由もあってなのか、

 

 

学校でイジメに遭ってしまうんです。

 

 

もうどんだけ突き落とすんだ?ってくらいなんだけど、

 

 

そういったことが人生のベースになっているんですよね。

 

 

 

 

ホームレスの時の学校の給食のおばさんがすごく面倒見てくれたそうで、

 

 

その人がフローラさんでも働ける仕事探してくれたり、

 

 

サヘルさんにも一生懸命日本語教え(もちろん他にもいらっしゃいますが)、

 

 

お下がりのランドセルあげたりとかしてくれたんだとか。

 

 

それでなんとか狭いアパートで住めるようになり、

 

 

サヘルさんも園芸の高校通ったり、

 

 

大学でIT学んだり、演技の学校通って芸能界で華咲いたという感じ。

 

 

 

 

 

 

 

ただ残念なことについ最近NHKの取材で明らかになったけど、

 

 

養母フローラさんが今重いガンに侵されてしまって、

 

 

お母さまとの日々を1日大切に大切に過ごされているそうです。

 

 

余命を受けているのかどうかはわかりませんが、

 

 

サヘルさんが最後まで寄り添いたいというような発言もされていたので、

 

 

もしかすると酷い状態なのかなぁ~・・・。

 

 

いつまでもお元気でいられますように・・・。

 

 

 

 

 

 

 

でもさー、

 

 

なんていうか、

 

 

苦労している方って人相とか雰囲気で出るよねぇ~。

 

 

声のトーンとかも変わる。

 

 

サヘルさん、苦労してそうだなぁ~って思うもの。

 

 

 

 

 

ちなみにサヘルさんは孤児問題だけでなく、

 

 

虐待問題も強く関心をお持ちの方ですし、

 

 

先日NHKの番組で明かしたけど、

 

 

サヘルさんは性的被害にも遭っていたことを明かしていました。

 

 

そういった痛みもよく知っている方です。

 

 

似たような境遇の方はとても惹かれるんじゃないかなぁ~って思う。

 

 

サヘルさんは今世界中飛び回って孤児院や難民の方々へ訪問したりしてますが、

 

 

いつか孤児院を創設したいという夢を持っていらっしゃいます。

 

 

本当に素敵ですね。

 

 

僕もサヘルさんを生きている限り応援したいです!

 

 

 

 

 

 

余談ですが、

 

 

サヘルさんのユーチューブチャンネルでは、

 

 

養母フローラさんが貧乏な時でも作ってくれた思い出のおやつ、

 

 

ライス・プディングの作り方も紹介されています。

 

 

撮影はお母さんのフローラさんがされてます。

 

 

Eテレ「グレーテルのかまど」でも紹介しましたが、

 

 

学校から帰ってくるとこのおやつが置いてあって、

 

 

フローラさんがシナモンで愛のメッセージを届けていたのだとか。

 

 

素敵なエピソードですね。

 

 

サヘルさんも現在、孤児院訪問した際には同じように作っているんだって~。

 

 

砂糖をバンバン使うお菓子なのが気がかりですがwww、

 

 

ローズウォーターが決め手みたいですね。

 

 

かなり甘そうだけど一度食べてみたいなw。

 

 

 

 

 

サヘルローズは「砂漠のバラ」。

 

 

バラは砂漠には咲かないけど、

 

 

苦しいとき、辛い時に美しいバラが咲いてあるようにとフローラさんが名付けたそうです。

 

 

素敵だよね。

 

 

本当に素敵。