作業療法士とケアマネージャーを兼任しているTです👧

 

 

 

 

 

医療職は『介入』という言葉を使うことがあります。

一般的には、「当事者以外の者が入り込むこと。争いやもめごとの間に入って干渉すること。」という意味で使われます👆

 

 

 

 

 

医療では、

「疾患を予防または治療するため、あるいはその他の方法によって健康状態を改善するために行われる治療や行為のこと。」

という意味で使われています。

 

 

 

 

 

そのため、使われていること自体、全く違和感がないのですが、私のこだわりで、私はできるだけ使わないようにしています。

 

 

 

 

 

そのきっかけになったのは、新人の頃、とある研究会で発表することになり、発表原稿を当時のリハビリテーション部の部長であった先生(精神科医師)に、添削して頂いた時のことです。

 

 

 

 

 

その原稿では『介入』という言葉を普通と思い使っていたのですが、その先生に、

「強い感じがするね。『支援する』の方がマイルドだと思うよ。」

とご意見を頂き、言われるがままに書き換えました。その頃の私は「そんなものかな?」ぐらいにしか思いませんでした。

 

 

 

 

 

その後、ご利用者やご家族の希望される在宅生活を送れるよう、各事業所とチームで支えて援助するという、介護保険のスタイルに関わるようになり、あの時の先生の言葉に納得できるようになりました✨

 

 

 

 

 

私の中では、『介入』よりも『支援』の方が、ご利用者の主体性を感じることができ、今では『支援』という言葉を積極的に使うようになりました❗

 

 

 

 

 

ケアマネージャーの作るケアプランは、時には丁寧すぎるぐらいの言葉使いになることがあるので、私は、作業療法士という資格も意識しつつ、『丁寧!簡潔!読みやすい!』ということに気を付けています。

 

 

 

 

 

まだまだ勉強中ではありますが、ホッコリするような言葉使いができたらいいなぁと思います😀