マコロサワコバレエクラス、Petit Concert にお越しくださりありがとうございます。
この度の舞台について、
スタジオ内では「お勉強会」と呼んでいました。
「お勉強会と発表会はどう違うのですか?」
というご質問を多数いただいた中で、
たどり着いた答えに、私も今日出逢えるのだと思っています。
お互いに成功を祈る気持ちが湧いてきたり、
憧れを持って観たり、
今後の刺激にもなるだろうと考え、
自分の出番までは客席で他の出演者の踊りを観られるようにしました。
出演者がお衣装を着けて客席に座ることは一般的ではないかもしれませんが、自分以外の人の踊りを観て学ぶ様子を微笑ましく感じていただけたら幸いです。
始めは「挑戦」「壁を越えて進む」を主旨として取り組んで参りました。
大人も子供も、
生徒たちにとって、「ちょうどいい高さの壁」を考えて演目を決めたり、振付をしました。
お客様の入った舞台に立った時、ライトの元で踊る時の、得難い感情、それを私は「過去の全てへの感謝の気持ち」と認識しています。
生徒たちそれぞれに個性豊かな感情が生まれ、
広がっていく経験を味わってほしいです。
さらに、バレエは「踊り」を含めた総合芸術であるという点にも興味を持ってもらえたらと思い、三部ではストーリーのある作品を創作しました。
バレエには沢山の可能性があり、そのどこに強く惹かれるかも人それぞれだと思っています。
全ての経験が必ず成長へと繋がります。
小学生以上の子供たちは、
自分でお衣装も選び、
表現にも自分たちで工夫している様がみられました。
みんな成長著しく、その様子を側で見られることを嬉しく思います。
お客様に喜んでもらいたい、感謝を伝えたい。
自分の夢を叶えたい、練習の成果を観てもらいたい。
出演者全員が違う感情を持って臨む舞台、今回はどんな景色が観られるのかな。
きっと私が一番ワクワクしています。
愛するサワコバレエの仲間たちはみんな、
観客席の皆様が笑顔になれるような輝きを見せてくれることでしょう!
今回も、会場が温かな光で満たされますように祈り、幕を上げます。
楽しんでご覧ください!
Makoro Sawako Ballet Class 主宰 真来 佐和子
挨拶文より