潜在意識は、主語を認識しない | さわとんのブ〜ログ。今。

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5年半のうつ病、マンション最上階からの飛び降り、大腸全摘出、、、その後カウンセラーとして起業し、気づけば早10年。。「ありがトン(サンマーク出版)」、「人生をやめたいと思ったとき読む本(東洋経済新報社)」等の著者さわとん(澤登和夫)が、今、思うこと。今。

おはようございます。
さわとんです。


寒くなってきましたが、
からだとこころの調子はいかがですか?


$さわとんの「ありがトン」のブーログ



今朝も少し歩きましたが、
長袖のジャージでも寒かったです。


1週間前は半袖でしたが、
一気に寒い季節がやってきそうですね。




さて、ブログ読者の、
うさうささんから質問を頂きました。



「『潜在意識は、主語を認識しない』

ってどういうことですか?」




先日の講演で、参加された数名が
「特に印象に残った言葉」、
として書いてくださった言葉です。




ひとの意識には、


「顕在意識」



「潜在意識」

があります。



簡単に言うと、


顕在意識は、自分でコントロールできる意識、


潜在意識は、自分でコントロールできない意識です。



$さわとんの「ありがトン」のブーログ


よく、「海に浮かんだ氷山」にたとえられます。



水面から突き出している部分が顕在意識
水面下に隠れている部分が潜在意識です。


潜在意識の占める部分の方が大きく、全体の約9割を占め、
しかもその部分は本人にははっきり自覚できない意識です。


潜在意識は、小さい頃からの環境、考え方、
生活習慣などで蓄積されて刷り込まれていきます。



「これは、なんか嫌だなぁ」

とか

「びびっときた!」

というような時、

この潜在意識が、
私たちの判断に大きな影響を与えています。





この潜在意識は、ある特徴があります。



それは、


『潜在意識は主語を認識しない』


ということなんです。




どういうことでしょうか



たとえば、



「あなたって、とっても素敵ですね」



と、目の前の人に言ったとしましょう。



そうすると、潜在意識は、「あなた」という
主語の部分を認識しない
そうです。


つまり


「素敵ですね」


という言葉は、目の前のあなたに対してだけでなく


自分に対しても言っているように感じるそうです。



「山田さん、かわいいですね~」


というと


潜在意識は


「自分って、かわいいですね~」


という風にも認識するそうです。



この「勘違い」がとても大事なんです。



この「勘違い」が、「自信」につながります




逆に、「あいつはだめだなぁ」というように
だれかの悪口ばかり言っていると、
それは自分も言ってることになってしまいます。


(※ただし、、、
何でもかんでも
悪いことを言っちゃいけない
というわけではありません。

思いっきり、イライラをはきだしたり
ぶつけることもとっても大事。

おすすめは10分間など時間を決めて
信頼できる人にぶちまけるか、
部屋で大きな声でさけぶこと。

ぼくもうつのとき、よくやりました)




自分の脳が勘違いするためにも、

まずは


「目の前の人をほめてみる」


「目の前の人の良いところを、キャッチして伝えてみる」



ぜひ、やってみましょう。



潜在意識がどうこうという前に、
やっぱり人は、ほめられれば嬉しい人がほとんどですから、
その人はいい気分になります。



そうすれば、あなたに対する印象も
一気にプラスになります。



そうすれば
ほめてもらえることも多くなります。



それは、
自信への一歩につながります。



可能ならまずは
目の前の人をほめてみましょう。



あまり話し相手がいない人は、
ほんのちょっとしたメールの中でもかまいません。

ブログなどへのコメントなどでもOKです。


潜在意識を変えることができれば、
自分を変えることが楽になります。



まずは、目の前の人をほめてみませんか。